【サッカーW杯】イングランド 試合前に片ヒザつき人種差別などへの抗議示す
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)グループB イングランド6-2イラン
イングランド代表はイランとの試合前、片ヒザをつき、人種差別などに対する抗議の意を示しました。
カタールのワールドカップ(W杯)をめぐっては、スタジアム建設のために外国人労働者が犠牲になっていると、AP通信などが報じています。また、カタールでは同性愛が禁じられているなど、人権問題についても今回はヨーロッパ諸国で大きく取り上げられていて、イングランド代表はカタール政府への抗議の意を示したものとみられています。
また、キャプテンのハリー・ケイン選手が差別への抗議を示す「虹色のキャプテンマーク」をつけることが事前に複数のイギリスメディアによって報じられていましたが、キックオフ前にイエローカードとなる可能性が指摘されたため、断念したということです。