◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-3巨人(20日、甲子園)

自身初の二桁勝利をかけ先発した巨人・山崎伊織投手でしたが、中継ぎ陣がリードを守りきれず勝利とはなりませんでした。

山崎投手は1-1の3回、近本光司選手にスリーベースヒットを許すと続く中野拓夢選手にレフト前タイムリーを打たれ勝ち越しを許します。

それでも6回まで追加点を許さず、97球でまとめると直後の7回。丸佳浩選手の18号ソロと梶谷隆幸選手のフィルダースチョイスの間に勝ち越しに成功します。

しかし、1点リードの8回。3番手・菊地大稀投手が2アウトから四球とツーベースヒットで2アウト2、3塁のピンチを招くと6番・ノイジー選手のセンター前タイムリーで2者が生還。逆転を許し山崎投手の勝ちが消えました。

8月12日に9勝目を挙げて以降、5試合とも6回以上を投げているものの勝利から遠ざかっている山崎投手。SNSでは「報われなさすぎる」「山崎伊織の勝ちが消えてがっかりしすぎて力出ない」などのコメントが寄せられています。

また4位巨人は敗れたため、3位DeNAとの差が3.5ゲームに広がりました。