テニス錦織圭「引退のことが脳裏をよぎった」ケガから復活までの苦悩を語る
男子テニスの錦織圭選手が日本時間26日、ATPツアー復帰戦となったアトランタ・オープン1回戦で勝利。男子テニスのATPツアー公式サイトの取材で、「1回か2回、(引退のことが)脳裏をよぎった」とその思いを明かしました。
錦織選手は先月、ATPチャレンジャー(下部ツアー)のカリビアン・オープンでケガから実戦復帰。見事に復活優勝を遂げると、その後もチャレンジャーに2大会出場。今大会のアトランタ・オープンは2021年10月以来のツアー復帰戦でした。
ATP公式サイトによると錦織選手は「臀部の手術後、8、9か月間のリハビリを経て復帰に近付いたとき、足首を捻挫してしまった。そのケガは思っていたより複雑かつ重傷で、さらに4、5か月、復帰が遠のいてしまった」と説明。
そのときの心境を「1回か2回、(引退のことが)脳裏をよぎった。復帰まであと少しのところで再びケガをしてしまったことが精神的にショッキングだった。復活できるか分からず、当時が最もつらかった」
さらに錦織選手は「以前のように動けるかどうかがとても心配だった。ラケットにボールを当てる感覚や自信も失ってしまい、ゼロからのスタートだったことが、精神的にタフなチャレンジだった」と復帰までの苦悩を明かしました。
先日の四大大会、ウィンブルドンでは20歳のアルカラス選手が、世代交代を告げるかのようにジョコビッチ選手を倒し優勝。錦織選手は「アルカラスのような選手は見たことがない。彼はラファ(ラファエル・ナダル選手)に似ているが、さらにスピードがある。ディフェンスがいいし、フォアハンドもすごい。さらにバックハンドもいい」と話し、「優秀な若手選手たちと対戦してみたい。その思いがあと数年プレーしたいというモチベーションにつながっている」と秘める闘志を話しています。
錦織選手の次戦は日本時間の28日、アトランタ・オープン2回戦で世界ランキング156位の中国選手と対戦予定です。
錦織選手は先月、ATPチャレンジャー(下部ツアー)のカリビアン・オープンでケガから実戦復帰。見事に復活優勝を遂げると、その後もチャレンジャーに2大会出場。今大会のアトランタ・オープンは2021年10月以来のツアー復帰戦でした。
ATP公式サイトによると錦織選手は「臀部の手術後、8、9か月間のリハビリを経て復帰に近付いたとき、足首を捻挫してしまった。そのケガは思っていたより複雑かつ重傷で、さらに4、5か月、復帰が遠のいてしまった」と説明。
そのときの心境を「1回か2回、(引退のことが)脳裏をよぎった。復帰まであと少しのところで再びケガをしてしまったことが精神的にショッキングだった。復活できるか分からず、当時が最もつらかった」
さらに錦織選手は「以前のように動けるかどうかがとても心配だった。ラケットにボールを当てる感覚や自信も失ってしまい、ゼロからのスタートだったことが、精神的にタフなチャレンジだった」と復帰までの苦悩を明かしました。
先日の四大大会、ウィンブルドンでは20歳のアルカラス選手が、世代交代を告げるかのようにジョコビッチ選手を倒し優勝。錦織選手は「アルカラスのような選手は見たことがない。彼はラファ(ラファエル・ナダル選手)に似ているが、さらにスピードがある。ディフェンスがいいし、フォアハンドもすごい。さらにバックハンドもいい」と話し、「優秀な若手選手たちと対戦してみたい。その思いがあと数年プレーしたいというモチベーションにつながっている」と秘める闘志を話しています。
錦織選手の次戦は日本時間の28日、アトランタ・オープン2回戦で世界ランキング156位の中国選手と対戦予定です。