アメリカ・メジャーリーグのメッツがオリックスのエース・山本由伸投手に興味を示していることが日本時間18日、MLB公式サイトによって報じられました。

「SNY」のアンディ・マルティノ記者によるとメッツのビリー・エプラーGMは今季のシーズンオフの獲得に向け、日本での視察を行ったといいます。エプラーGMはヤンキース時代に田中将大投手（現楽天）、エンゼルスGM時に大谷翔平投手、さらにメッツでは昨シーズンのオフに千賀滉大投手の獲得に力を尽くすなど多くの日本人選手を獲得した実績があります。

メッツはシャーザー投手、バーランダー投手、千賀滉大投手、キンタナ投手といった先発陣は来季の契約が残っていますが、17日終了時点で43勝50敗で地区4位と低迷しており、状況次第でシャーザー投手、バーランダー投手、キンタナ投手を放出する可能性があると見られています。そうしたチーム状況もあり、山本投手に目がつけられました。

山本投手は2021年、2022年シーズンで投手5冠を達成。2年連続で沢村賞とリーグMVPを獲得しています。また今年3月のWBCでは世界一に貢献するなど日本球界を代表する選手として活躍しています。