【DeNA】ルーキー度会隆輝が11試合連続ヒット 打席での立ち振る舞いを指揮官も評価「歌舞伎役者かなって」
プロ野球・DeNAのドラフト1位ルーキー度会隆輝選手が13日、ヤクルトとのオープン戦で対外試合11試合連続安打をマークしました。
「1番・ライト」でスタメン出場した度会選手は第1打席、ヤクルト先発・サイスニード投手の抜けたカットボールにタイミングが合わず空振り三振に倒れます。
それでも3点リードで迎えた3回の第2打席、高めのストレートをはじき返すと打球は三遊間を破りレフト前へ。対外試合での連続安打を11に伸ばしました。この回、続く2番のオースティン選手も2ベースで続くとゴロ間に1点、犠牲フライと宮崎敏郎選手の2打席連続となるソロホームランで計3点を追加しました。
この試合は3打数1安打、オープン戦の打率を.417とした度会選手。「(第1打席は)頭に描いていないボールではあったので対応しきれずに三振だった。2打席目はしっかり真っすぐをはじき返して、自分の思い描いた通りのヒットが打てた」と振り返りました。
3試合連続1番での出場で結果を残し、開幕戦にも1番として出場する可能性が高まってきた度会選手。「後ろにすごいバッターがいる安心感で僕は打席に立たせていただいている。僕は1番バッターとして最初にピッチャーと対戦するので、会心の当たりだったり、いとも簡単に打ったらチームメートを勢いづけられると思う。まず僕はいい勢いとか、風を持っていけるように考えてやってます」と1番像を語りました。
打席では体を大きく動かし、ボールを見逃した際もバットの軌道を腕で確認するなど独特の動きがある度会選手。三浦大輔監督も「日に日に打席での動きが激しくなっている。ベンチから見てると“歌舞伎役者”かなって思うようなしぐさもある。本人は自然とやっていると思うけど、いい形で打席に入っている」と度会選手の打席での立ち振る舞いやダイナミックなスイングを評価しました。