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「最近の若い選手は・・・」9月好調の巨人・丸佳浩 ベテランが見る秋広優人ら若手の姿とは

2023年9月12日 15:00
「最近の若い選手は・・・」9月好調の巨人・丸佳浩 ベテランが見る秋広優人ら若手の姿とは
巨人・丸佳浩選手(画像:日テレジータス)
プロ野球巨人丸佳浩選手が11日、CS日テレジータスで放送された『超ジャイアンツ』にインタビュー出演しました。

プロ16年目、今年34歳の丸選手は、9月1日以降8試合に出場し、29打数9安打で月間打率.310、2本塁打をマーク。ここまで16本塁打は岡本和真選手、坂本勇人選手に次ぐチーム3位という成績です。

しかし8月までの月間打率を見ると7月の.296が最高で、3割を超える月はありませんでした。さらに今季は2度の2軍降格も経験するなど、苦しい時期が続いていました。

これについて丸選手は「毎年毎年、野球選手である以上は前の年よりもいいものをと思って、試行錯誤して新しいシーズンに臨む選手が多いと思います。僕も当然そういうふうに思っている中で、今年も(シーズン前から)いろいろなことにチャレンジして、それがいい方向には行きませんでした。結果を出さなければいけない立場なのは分かっているので、ここまでなかなか結果が出なかった分、9月に入ってようやく結果が出たなという感じです」と語ります。
チームは現在4位ながら、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位・DeNAとは1.5ゲーム差、2位・広島とは4.5ゲーム差と、逆転可能な位置につけています。CS進出争いを前に調子を上げていることに関しては「頭から出ている選手がいいパフォーマンスを出せないと、チームもうまく回っていかないと思うので、そこは責任を持ってやりたいと思っています」と語気を強めました。

現在、チームでは18歳・浅野翔吾選手(現在は2軍)、20歳・秋広優人選手、21歳・中山礼都選手、22歳・門脇誠選手ら若手選手が活躍しています。こうした若手選手に対しては「僕が若い時は1年目から1軍で出られるとは全く思っていなかったので、完成度が高い選手が増えたなというイメージがありますね。チャンスがあって出させてもらってるので、あまり失敗を考えないで、『失敗するものだ』と。監督が『1軍で出ている以上年齢は関係ない』とおっしゃっていますし、そういったことも分かるのですが、若い選手はあまりそこ(失敗)は考えずにやってもらいたい」と、ベテランらしい目線からコメントしました。

その一方で「若い選手は話をあまり聞いていない。最近の若い選手は物おじしないで、僕らにタメ語でしゃべってくるので。僕が入った時は10何個上の選手には話しかけすらできなかったですが、やっぱり時代とともに変わってきますね」という少し困った点もあるのだとか。

実際に、球団の公式YouTubeでは秋広選手が丸選手を「ばてたおじさん」と呼んだり、反対に「大レジェンド」とあがめたりと、大いにイジる場面も見られました。

しかしこれも時代の変化と受け入れ、ベテランと若手がうまく融合している巨人。CSまでの残り17 試合を、「チーム一丸」となって戦います。

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