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【J1順位表】上位は神戸の1人勝ちで首位浮上 横浜FMは敗れ2位転落 3位名古屋&4位浦和も敗戦

2023年7月17日 8:30
【J1順位表】上位は神戸の1人勝ちで首位浮上 横浜FMは敗れ2位転落 3位名古屋&4位浦和も敗戦
7月16日終了時のJ1順位表(1位、2位はACL出場、18位はJ2降格)
サッカー明治安田生命J1リーグ第21節の9試合が15日、16日に開催されました。

優勝を争う上位陣では神戸が勝利し首位浮上。横浜FMは川崎Fに敗れ2位転落。3位名古屋、4位浦和も敗戦しています。下位では13位G大阪、14位新潟、15位京都が勝利。16位横浜FC、17位柏、18位湘南との差が広がっています。

現在の順位は、神戸と川崎Fの2チームが1試合少ない状況となっています。

新潟1-0札幌(札幌厚別公園競技場)

◆得点者
【新潟】鈴木孝司

共に前節は黒星を喫している両チーム。前半、札幌は中村桐耶選手のミドルシュート、左サイドの崩しからスパチョーク選手のダイビングヘッドでゴールに迫るも、枠を捉えることができず。

すると後半8分、新潟は右サイドでのパスワークから藤原奏哉選手がクロス。最後は鈴木孝司選手がワンタッチで押し込み、これが決勝ゴールとなりました。

新潟は2試合ぶりの勝利、札幌は5試合勝利なしとなっています。

川崎F1-0横浜FM(日産スタジアム)

◆得点者
【川崎F】車屋紳太郎

前節引き分けで6連勝がストップした首位横浜FMと9位川崎Fの対戦。前半を0-0で終えると、後半川崎Fが優勢に進めます。

後半12分、川崎Fは右サイド家長昭博選手が体をうまく使った巧みなボールキープから突破。最後は瀬古樹選手にグラウンダークロスを送るもシュートは枠の外。ゴールを奪うことはできず。

後半28分にPKを獲得するも、家長選手のキックを横浜GK一森純選手がストップ。

さらに終盤、川崎Fは山根視来選手、佐々木旭選手、橘田健人選手と強烈なシュートを次々と放つも、一森選手の好セーブ連発でゴールを奪えません。

それでも川崎Fは後半アディショナルタイム、遠野大弥選手の仕掛けから瀬川祐輔選手がスルーパス。最後は大南拓磨選手のパスを車屋紳太郎選手が泥臭く押し込む決勝ゴール。最後にゴールをこじ開けた川崎Fが首位横浜FMを劇的な形で撃破しました。

広島1-1横浜FC(エディオンスタジアム広島)

◆得点者
【広島】ピエロス・ソティリウ【横浜FC】林幸多郎

J1残留争いの16位にいる横浜FCは直近4試合で1分け3敗と苦しんでいる広島との対戦。試合は後半終了間際に大きく動きます。

横浜FCは後半41分、右サイドを近藤友喜選手が突破すると、シュート性のクロスに林幸多郎選手が押し込み先制ゴールを奪います。

このまま横浜FCが勝利を収めるかと思われましたが、後半アディショナルタイム、GKスベンド・ブローダーセン選手が背後にいた柏好文選手に気づかず、蹴る直前にボールを奪われると、最後はピエロス・ソティリウ選手にゴールを許し失点。

同点に追いつかれた直後、ブローダーセン選手は手で顔を抑え悔しい表情。横浜FCはショッキングな失点で、勝ち点3を土壇場で逃しました。

鹿島3-1FC東京(味の素スタジアム)

◆得点者
【鹿島】鈴木優磨、垣田裕暉、ディエゴ・ピトゥカ【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ

3試合勝利から遠ざかっている鹿島は1点を先制されるも、前半のうちに反撃。

前半23分、樋口雄太選手のCKから鈴木優磨選手が高い打点のヘディングで同点。さらに終了間際には、樋口選手のシュート性のクロスに垣田裕暉選手が頭で押し込み逆転に成功しました。

後半には、ディエゴ・ピトゥカ選手が強烈なシュートを決めて追加点。鹿島は4試合ぶりの勝利、FC東京はピーター・クラモフスキー新監督の体制で初黒星となりました。

福岡1-0湘南(レモンガススタジアム平塚)

◆得点者
【福岡】ドウグラス・グローリ

J2降格圏となる最下位に沈む湘南。最後に勝利を挙げたのは4月1日と3か月以上勝利がありません。

前半30分、CKから山本脩斗選手が左足で合わせるもポスト直撃。得点を奪えず、試合終盤を迎えます。

すると後半41分、福岡のFKからドウグラス・グローリ選手に渡ると、反転して左足でのシュートがゴール。敗れた湘南は今季12敗目を喫しました。

京都2-1名古屋(サンガスタジアム by KYOCERA)

◆得点者
【京都】山崎凌吾、パトリック【名古屋】和泉竜司

横浜FM、神戸との優勝争いに向けて食らいつきたい3位名古屋でしたが、京都の前に苦戦。

前半13分、FKから元名古屋の山崎凌吾選手に押し込まれ先制を許します。

名古屋は後半17分、こぼれ球を拾った和泉竜司選手が決めて1-1の同点。後半30分には、キャスパー・ユンカー選手がドリブルで切り裂き強烈なシュートを放つもクロスバー直撃。勝ち越しのゴールとはなりません。

すると後半アディショナルタイム、CKから京都FWパトリック選手に決勝点となるヘディングを許し敗戦。神戸、横浜FMとは勝ち点4差となり、優勝争いへ痛い敗戦となりました。

G大阪3-1柏(パナソニックスタジアム吹田)

◆得点者
【G大阪】ダワン、食野亮太郎、ファン・アラーノ【柏】細谷真大

直近6戦5勝1分けと好調のG大阪はJ1残留争いの柏を相手に優位に試合を進めます。

前半11分、ファン・アラーノ選手、黒川圭介選手、ダワン選手とつなぎ先制ゴール。

1度は同点に追いつかれるも、後半開始早々には食野亮太郎選手の左足での豪快なシュートで勝ち越し。その後ファン・アラーノ選手のPKで柏を突き放したG大阪。

これでG大阪は7戦6勝1分けとチームは絶好調な状態。一方敗れた柏は5月3日以来勝利から遠ざかっています。

C大阪2-0浦和(ヨドコウ桜スタジアム)

◆得点者
【C大阪】レオ・セアラ、ジョルディ・クルークス

優勝を目指す上でトップ3との差を縮めたい4位浦和でしたが、5位C大阪の前に敗戦。

前半8分、左サイドをC大阪FW加藤陸次樹選手にドリブルで崩されると、クロスをレオ・セアラ選手に合わせられ失点。

前半25分にはカウンターからジョルディ・クルークス選手の正確な左足でネットを揺らされ2失点目。

浦和は後半反撃に出るも、アレクサンダー・ショルツ選手のPKがC大阪GKヤン・ハンビン選手にストップされるなど無得点。浦和は11試合ぶりの敗戦となりました。

神戸2-1鳥栖(ノエビアスタジアム神戸)

◆得点者
【神戸】大迫勇也、ジェアン・パトリッキ【鳥栖】富樫敬真

横浜FMが敗れたため、勝てば首位浮上となる神戸。

0-0で迎えた後半6分、鳥栖の富樫敬真選手にPKを決められ先制を許しますが、攻撃陣が奮起。

神戸は後半8分に左サイド佐々木大樹選手のグラウンダーのクロスに大迫勇也選手が左足で合わせて同点。

さらに後半37分にはカウンターから大迫選手が起点となり前に駆け上がった武藤嘉紀選手へ。そのまま持ち込みシュートを鳥栖GK朴一圭選手にはじかれますが、こぼれ球をジェアン・パトリッキ選手が決め、逆転勝利。横浜FMをかわし首位に浮上しました。

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