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【J1順位表】後半戦突入 横浜FM&神戸勝利 名古屋は痛い敗戦 湘南が最下位転落16位柏&17位横浜FCとの勝ち点差は『1』

2023年6月26日 5:55
【J1順位表】後半戦突入 横浜FM&神戸勝利 名古屋は痛い敗戦 湘南が最下位転落16位柏&17位横浜FCとの勝ち点差は『1』
6月25日終了時のJ1順位表(1位、2位はACL出場、18位はJ2降格)
サッカー明治安田生命J1リーグ第18節の9試合が24日、25日に開催されました。

リーグ後半戦のスタートとなった今節。首位横浜FMが首位をキープし、2位に神戸が浮上。名古屋は敗れて3位に転落しました。下位ではG大阪が今季初の4連勝と好調、柏が最下位を脱出し、大敗した湘南が最下位に沈んでいます。

現在の順位の試合数は、神戸、浦和、川崎F、湘南の4チームが1試合少ない状況となっています。

C大阪4-1札幌(札幌ドーム)

◆得点者
【C大阪】レオ・セアラ、加藤陸次樹、喜田陽、香川真司【札幌】荒野拓馬

ここまで今季リーグ最多38得点の札幌相手に、C大阪の攻撃陣が猛威を振るいました。

前半開始早々、加藤陸次樹選手のクロスにレオ・セアラ選手が合わせて先制ゴール。さらに札幌のビルドアップからボールを奪った加藤選手が追加点。前半終盤には、喜田陽選手が強烈なミドルシュートでJ1初ゴール。C大阪が3点目を奪います。

後半にはゴール前に入り込んだ香川真司選手が、冷静なフィニッシュで4点目。敵地で4点を奪ったC大阪が勝利を収めています。

柏0-0新潟(三協フロンテア柏スタジアム)

前半戦を終えて、J2降格圏の最下位に沈む柏は試合終盤にチャンスを作ります。

0-0で迎えた後半31分に武藤雄樹選手、後半42分に川口尚紀選手、後半アディショナルタイムに武藤選手と決定機を迎えるも、ゴールは奪えず。

柏は勝利こそならなかったものの、4試合ぶりの勝ち点獲得で、最下位を脱出しました。

FC東京2-0名古屋(味の素スタジアム)

◆得点者
【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ2

前半戦を終えた所で、監督交代に踏み切ったFC東京。アルベル・プッチ・オルトネダ監督が退任し、ピーター・クラモフスキー監督就任後初めての試合を迎えました。

その中で奮起したのは、FWディエゴ・オリヴェイラ選手。渡邊凌磨選手から受けると、素早く反転して左足でのシュート。FC東京に先制をもたらします。

さらにディエゴ・オリヴェイラ選手は後半35分、左サイド安部柊斗選手のクロスにヘディングで2ゴール。新体制での初戦に勝利したFC東京は5試合ぶりの白星。一方の優勝を争う名古屋は、首位横浜FMが遠ざかる痛い1敗となりました。

鳥栖6-0湘南(レモンガススタジアム平塚)

◆得点者
【鳥栖】小野裕二3、堀米勇輝、藤原悠汰、樺山諒乃介

6試合負けなしと好調な鳥栖は、後半戦の初戦も好調。

開始早々、小野裕二選手が左足での強烈なシュートで先制。さらに小野選手は前半30分、こぼれ球に正確なシュートで2点目を奪いました。後半にもPKを決めた小野選手はハットトリック達成。

前半戦の開幕カードでは、湘南に1-5と大敗した鳥栖でしたが、大量6ゴールを奪いリベンジに成功しました。一方の湘南は11試合勝利から遠ざかり最下位転落。J1残留へ厳しい戦いが続いています。

京都2-1横浜FC(サンガスタジアム by KYOCERA)

◆得点者
【京都】麻田将吾、パトリック【横浜FC】伊藤翔

前半戦を終え、共にJ1残留争いに加わっている2チームの直接対決。

先制したのは横浜FC。右サイド山根永遠選手のクロスに、途中出場直後の伊藤翔選手が頭で合わせ先制点を奪います。

しかし京都も反撃。左サイド一美和成選手のクロスに麻田将吾選手のヘディングで同点。さらにその3分後、パトリック選手がヘディングで逆転ゴール。横浜FCに勝利し、京都が2連勝を飾りました。

G大阪2-1鹿島(パナソニックスタジアム吹田)

◆得点者
【G大阪】黒川圭介、ダワン【鹿島】植田直通

前半戦一時は最下位に沈むなど、不振だったものの3連勝と息を吹き返したG大阪。この試合でもその好調ぶりをホームで見せつけます。

前半15分、黒川圭介選手が左サイドのカットインから石毛秀樹選手とのワンツーからシュート。鮮やかなゴールで先制点を奪いました。

さらに前半34分、左サイド黒川選手のクロスにダワン選手がヘディングで追加点。G大阪は絶好調の4連勝、一方の鹿島は10試合ぶりの敗戦、上位争いにおいて大きな1敗となりました。

横浜FM1-0広島(エディオンスタジアム広島)

◆得点者
【横浜FM】エウベル

J1リーグ2連覇を目指す首位横浜FMは前半40分、ショートカウンターからエウベル選手が左サイドから突破。中に切れ込むと右足のシュートはGKをあざ笑うようにネットに吸い込まれました。

ホームの広島の攻撃も、最後まで集中したディフェンスで得点を許さず完封勝利。6位広島との上位対決を制し、後半戦白星スタートで首位キープです。

浦和1-1川崎F(埼玉スタジアム2〇〇2)

◆得点者
【浦和】関根貴大【川崎F】オウンゴール

2試合連続引き分け中と、優勝争いをする上では、勝利が求められる浦和。

0-0で迎えた後半、飛び出した川崎FのGK上福元直人選手のヘディングのこぼれ球を拾った関根貴大選手がロングシュート。無人のゴールに正確に決めきり先制点を奪います。

しかしその5分後、浦和はビルドアップで痛恨のミス。岩尾憲選手のバックパスをGK西川周作選手がボールコントロールをミス。ボールはそのままネットに入りオウンゴール。浦和は3試合連続引き分けとなっています。

神戸3-0福岡(ベスト電器スタジアム)

◆得点者
【神戸】大迫勇也、武藤嘉紀2

前節は後半アディショナルタイムに失点を喫し敗れた3位の神戸は前半22分、福岡の守備陣のパスミスからボールを奪った大迫勇也選手が武藤嘉紀選手とのパス交換。最後は冷静にシュートを沈め先制点を奪います。

後半には武藤選手が2ゴール。今季好調の2人の活躍で勝利した神戸は2位浮上。試合数が1試合少ないながら、首位横浜FMとの勝ち点差は変わらず『3』と追走しています。対する福岡は4連敗、7試合勝利なしの状況となっています。