◇MLB メッツ―ガーディアンズ(日本時間22日、シティ・フィールド)

ガーディアンズとのダブルヘッダーに臨んだメッツ。2人のエースが同日に先発しましたが、この事が、MLB史上初の出来事だと公式ツイッターが紹介しました。

ダブルヘッダー第1試合、メッツはサイ・ヤング賞を3度受賞したマックス・シャーザー投手が先発。シャーザー投手は6回3安打無失点の投球で試合を作り、メッツが5―4で勝利します。

1試合目を制して連勝を4に伸ばしたメッツは、過去3度サイ・ヤング賞に輝いているジャスティン・バーランダー投手が2試合目に先発。初回にソロホームランを浴びましたが、その後は降板した8回まで追加点を与えない投球を見せます。

対するガーディアンズの先発は、2020年サイ・ヤング賞のシェーン・ビーバー投手。「サイ・ヤング対決」となったこの試合で、メッツ打線はビーバー投手に6回まで無得点に封じられます。

それでも6回にソロホームランで同点とすると、8回には犠牲フライで勝ち越しに成功。メッツが2―1で5連勝を飾り、バーランダー投手は8回3安打1失点の好投で今季2勝目をあげました。

ダブルエースの力投により1日で2勝をあげたメッツ。この日は、サイ・ヤング賞を3度以上経験した投手が同じチームから同日に2人先発しましたが、MLBはこの出来事を、公式ツイッターに『球史初の出来事』と投稿しました。

この2人のサイ・ヤング賞投手が先発したメッツに対し、SNS上では「何このサイ・ヤング祭り」「豪華すぎてずるい」「このとんでもない先発陣の中に千賀もいるってすごい状況だよね」など、ファンが盛り上がりを見せています。