◇MLB ニューヨーク・メッツ9-4サンフランシスコ・ジャイアンツ(日本時間21日、オラクル・パーク)

メッツの千賀滉大投手がジャイアンツ戦に先発し、2本塁打を許しながらも5回4失点4奪三振で、3勝目をあげました。

初回に3番マイケル・コンフォート選手から代名詞“ゴーストフォーク”で空振り三振を奪うなど、4回まで危なげなく無失点投球をみせます。

その千賀投手を味方が援護します。4回には4番ピート・アロンソ選手に第9号2ランホームランが飛び出すなど一挙5点を奪います。

ところが勝利投手の権利がかかる5回は、試練が待っていました。先頭のブレイク・セイボル選手にセンターへ第3号ソロを浴びると、ラモント・ウェード選手にもレフトへ第2号ソロを許し2点を失います。

さらに連続四球でピンチを招くと、タイムリーヒットと暴投で1点差に詰め寄られます。2アウト二塁と一打同点の場面となりますが、この回8人目の打者をセカンドフライに打ち取り、なんとかしのぎました。

その後は救援陣が無失点リレーで踏ん張り、メッツが9-4で勝利。千賀投手は5回85球を投げ、2本塁打5安打4失点4奪三振の粘投。メジャーデビューから3連勝を飾り、ナ・リーグの勝利数トップ3勝に並んでいます。