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「ホンマに出てないな」巨人・岸田行倫が明かす戸郷“ノーノー”の裏側  7回に意識するも「全く話さずでした」

2024年6月4日 11:30
「ホンマに出てないな」巨人・岸田行倫が明かす戸郷“ノーノー”の裏側  7回に意識するも「全く話さずでした」
ノーヒットノーランを達成した戸郷翔征投手と岸田行倫選手(写真:時事)
先月24日、沢村栄治さん以来88年ぶりに阪神相手に甲子園でノーヒットノーランという偉業を達成した戸郷投手。その戸郷投手を好リードしたキャッチャー岸田行倫選手が偉業の裏側を明かしました。

今季は出場機会を増やし、チーム最多20試合にスタメン出場している岸田選手。この試合で今季初めて戸郷投手とバッテリーを組み、「まず最初はそんなことは(ノーヒットノーラン)まったく考えずに、試合に勝つために(試合に)入っていったんですけど。回を追っていき、自分的には7回ぐらいに『ホンマに出てないな』と、ノーヒットだと意識し始めた」と当時の心境を明かしました。

「8回にテンポよく3アウトがとれた」ことで記録を狙いたい気持ちになったという岸田選手ですが、試合中は戸郷投手とこの話題については話さず、表情にも出さなかったと言います。

「イニング間で『次、こうしていこう』という会話はあったんですけど、ヒットを打たれていないということに関しては全く話さずでした」

この試合は1-0と緊迫した展開となり、9回の先頭打者が四球で出塁したことで「勝ちの方を大事にした」という岸田選手。「結果的にはノーヒットノーランでしたけど、しっかり勝つことを優先する方に切り替えられたのが自分の中ではよかった」と語りました。

(6月3日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)
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