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ペナルティーで試合終了 ラケットをたたきつけたとして16歳のアンドレーワが敗退 「私は転んだだけ」

2023年7月12日 6:11
ペナルティーで試合終了 ラケットをたたきつけたとして16歳のアンドレーワが敗退 「私は転んだだけ」
16歳のミラ・アンドレーワ選手(写真:ロイター/アフロ)
ウィンブルドン選手権 女子シングルス4回戦 M.キーズ2-1M.アンドレーワ(現地10日、イギリス・ロンドン)

ロシアのアンドレーワ選手が試合中にラケットを投げつけたとして、ペナルティーを与えられました。アンドレーワ選手はこれを不服とし、審判に「自分が何をしているか分かっていますか?私は転んだだけです」などと抗議しました。

1-1で迎えた3セット目、2-5とリードされた第8ゲーム。キーズ選手に左右に揺さぶられたアンドレーワ選手。ボールをミスショットした後にラケットを手にした右腕が1回転。その時にラケットが手から離れ、コートにたたきつけられる形となりました。

これを審判は「ラケットをたたきつけた」としてペナルティーとして、キーズ選手にポイントを与えました。結果的にそれがマッチポイントとなり、試合は終了。アンドレーワ選手は審判に「滑ったんです。やって(投げて)ない。あなたの判断は間違っています。自分が何をしているのか分かっていますか?分かってるんですか?私は転んだだけです。ラケットを投げていません」と約30秒にわたり抗議しましたが、聞き入れられず、アンドレーワ選手は対戦相手と握手を交わしました。しかし、審判と握手を交わすことなくコートを立ち去りました。

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