ラグビー・リーグワンのトヨタヴェルブリッツは7日、ニュージーランド代表のアーロン・スミス選手とボーデン・バレット選手が2023-24シーズンに新加入することを発表しました。

2選手ともに、ワールドカップ最多タイとなる3度の優勝を誇る「オールブラックス」ことニュージーランド代表のスター選手。代表での通算キャップ数はスミス選手・バレット選手ともに100を超えています。

“世界最高のスクラムハーフ”ともいわれているスミス選手はニュージーランド最高峰のリーグであるスーパーラグビーのハイランダーズに所属しており、キャプテンも務める名実ともに主力中の主力です。

バレット選手は21年、リーグワンのサントリーサンゴリアスに所属。日本でのプレー経験があり、その後スーパーラグビー・ブルーズに復帰していました。ポジションはスタンドオフ、フルバックで、世界最優秀選手に2度選ばれたこともある世界的スーパースターです。

今回の入団に、チームを通じてスミス選手は「トヨタヴェルブリッツと契約が出来た事に対し、非常に嬉しく思っております。来シーズン、試合に出場し、ファンの皆様に会えるのを楽しみにしています。以前、オールブラックスとして日本に行った際に日本が大好きになり、家族も共に日本の文化を体験できることを楽しみにしています」とコメント。

バレット選手は「家族も私も日本に戻ってトヨタヴェルブリッツでプレー出来る事、非常に楽しみにしています。2021年に日本でプレーした際には、グラウンド内外で多くの事を学びました。スティーブ・ハンセンディレクターオブラグビーと親友のアーロン・スミスと共に、同じチームでプレー出来る機会を持つことができ嬉しく思っております」と、ともに日本でプレーすることへの喜びをつづりました。

2選手は今年9月から行われるラグビーワールドカップ2023フランス大会に出場後、チームに合流する見込みで、入団会見は後日行われるということです。