【W杯】権田修一「支えたくれた人たちに恩返し」 妻・裕美さんとつかんだW杯 7年前の試練を乗り越え史上初のベスト8へ
日本の守護神・権田修一選手(写真:アフロ)
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
グループリーグ第1戦でドイツ相手に大金星をあげた日本代表。マンオブザマッチに選ばれたのは、ゴールを挙げた堂安律選手や浅野拓磨選手ではなく、25本のシュートを浴びながら、わずか1失点に抑えた権田修一選手。
グループリーグ突破をかけたスペイン戦でもファインセーブを見せ、勝利に貢献し、日本を2大会連続のベスト16進出に導きました。
その権田修一選手を支えているのは妻の裕美さん。高校時代に権田選手と出会い「大人な部分ですか、私の知らない世界をすごく知っていて、尊敬できる部分がすごく多かった」と、当時の権田選手について教えてくれました。
そんな裕美さんを権田選手は「妻の前で無理をする必要がないし、サッカー選手をやってく中で、一緒に戦ってくれているパートナーっていう感じが今でも強いです」と、話しました。
何事にもストイックに取り組む権田選手を支えるため、裕美さんはフードアドバイザーなどの資格を習得。
ゴールキーパーの権田選手は、他のポジションの選手に比べ、走る練習量が少ないことから「体重が増えてきたと思う時は、減量メニューに切り替えている」と、ご飯の量などを徹底管理。「キーパーは跳ばなきゃいけないので、体重コントロールが必要」と、キーパーの妻ならではの工夫を教えてくれました。
裕美さんのサポートもあり、守護神として日本のゴールを守る権田選手ですが、7年前の2015年に最大の試練がありました。
それは「ロシアW杯アジア予選のシンガポール戦の時、キーパーが4人呼ばれていた。4人いて僕がメンバー外。このままじゃダメだと思って練習量を上げた。めちゃくちゃ」と、話した権田選手。
その結果、オーバートレーニング症候群になり「うつ病だったなって思う。ずっとベッドから動けなかったです。ご飯1日2日食べないで、ずっとベッドにいました。本気で辞めようと思っていました」と、当時のことを振り返りました。
その時支えてくれたのが、妻・裕美さん。権田選手は「試合前とかも『頑張ってね』って来ないんですよ。『頑張ろうね』って来るんですよ。一緒に僕と闘ってくれているっていうのは、すごく感じるので尊敬します」と、裕美さんへの感謝を語りました。
日本史上初のベスト8進出へ「キャリアの中で、いろんなことあって、いろんな方に支えられて、ここまで戻ってこれた。だからこそ、ここでベスト8に進めるっていうのは、支えたくれた人たちに恩返しになる。ベスト8が全てではない。僕ら日本サッカーが上に行く可能性をみなさんに見せられるように頑張りたい」と、意気込みを話しました。
グループリーグ第1戦でドイツ相手に大金星をあげた日本代表。マンオブザマッチに選ばれたのは、ゴールを挙げた堂安律選手や浅野拓磨選手ではなく、25本のシュートを浴びながら、わずか1失点に抑えた権田修一選手。
グループリーグ突破をかけたスペイン戦でもファインセーブを見せ、勝利に貢献し、日本を2大会連続のベスト16進出に導きました。
その権田修一選手を支えているのは妻の裕美さん。高校時代に権田選手と出会い「大人な部分ですか、私の知らない世界をすごく知っていて、尊敬できる部分がすごく多かった」と、当時の権田選手について教えてくれました。
そんな裕美さんを権田選手は「妻の前で無理をする必要がないし、サッカー選手をやってく中で、一緒に戦ってくれているパートナーっていう感じが今でも強いです」と、話しました。
何事にもストイックに取り組む権田選手を支えるため、裕美さんはフードアドバイザーなどの資格を習得。
ゴールキーパーの権田選手は、他のポジションの選手に比べ、走る練習量が少ないことから「体重が増えてきたと思う時は、減量メニューに切り替えている」と、ご飯の量などを徹底管理。「キーパーは跳ばなきゃいけないので、体重コントロールが必要」と、キーパーの妻ならではの工夫を教えてくれました。
裕美さんのサポートもあり、守護神として日本のゴールを守る権田選手ですが、7年前の2015年に最大の試練がありました。
それは「ロシアW杯アジア予選のシンガポール戦の時、キーパーが4人呼ばれていた。4人いて僕がメンバー外。このままじゃダメだと思って練習量を上げた。めちゃくちゃ」と、話した権田選手。
その結果、オーバートレーニング症候群になり「うつ病だったなって思う。ずっとベッドから動けなかったです。ご飯1日2日食べないで、ずっとベッドにいました。本気で辞めようと思っていました」と、当時のことを振り返りました。
その時支えてくれたのが、妻・裕美さん。権田選手は「試合前とかも『頑張ってね』って来ないんですよ。『頑張ろうね』って来るんですよ。一緒に僕と闘ってくれているっていうのは、すごく感じるので尊敬します」と、裕美さんへの感謝を語りました。
日本史上初のベスト8進出へ「キャリアの中で、いろんなことあって、いろんな方に支えられて、ここまで戻ってこれた。だからこそ、ここでベスト8に進めるっていうのは、支えたくれた人たちに恩返しになる。ベスト8が全てではない。僕ら日本サッカーが上に行く可能性をみなさんに見せられるように頑張りたい」と、意気込みを話しました。