【W杯】クロアチア戦はサイドチェンジとクロスに警戒!? 日本とのスタッツ比較
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた日本代表は、決勝トーナメント1回戦で前回準優勝のクロアチアと対戦しますが、この2チームのスタッツについて、グループリーグ(GL)3試合のデータを比較しました。
ゴール数はともに4得点、失点は日本の3失点に対し、クロアチアが1失点と堅い守備でグループリーグを突破したことがわかります。
シュート数を比較すると、ともに30本で拮抗していますが、クロスの本数を見てみると、日本の39本に対し、クロアチアは65本。そのうち18本をモドリッチ選手が記録しています。
さらに顕著なものとして挙げられるのがサイドチェンジです。日本の6回に対し、クロアチアは31回と、その差は歴然。
クロアチアがGLで4ゴールを挙げたカナダ戦でも、サイドチェンジで左サイドに大きく展開し、ペリシッチ選手がクロスを挙げ得点につなげるなど、警戒が必要です。
パス成功本数を比較すると、日本の884本に対し、クロアチアは1487本と600本以上も多く、また守備的プレスは日本が1424回、クロアチアが892回と、日本が大きく上回っている結果となりました。
これらは日本がGLでドイツやスペインといった強豪と対戦した際に、相手にボールを持たれる時間が長かったため、パス本数が少なく、プレスの回数が多くなったものと考えられます。
優勝候補のドイツやスペインに勝利した日本、クロアチアに勝利し初のベスト8入りとなるか注目です。