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前田健太が移籍後初登板で“スイーパー”を披露 「自分の中で投げ分けできたらいい」 昨年新球への挑戦を予告

2024年3月2日 17:20
前田健太が移籍後初登板で“スイーパー”を披露 「自分の中で投げ分けできたらいい」 昨年新球への挑戦を予告
タイガースの前田健太投手(写真:USA TODAY Network/アフロ)
MLBオープン戦 タイガース 4-2フィリーズ(日本時間2日、フロリダ)

MLB・タイガースの前田健太投手が2日、フィリーズとのオープン戦で移籍後初登板を果たしました。

この日の前田投手は得意のスライダーに加えて、スライダーよりも大きく横に曲がるスイーパーも使いながら、2回30球を投げ、被安打2、2奪三振、1失点(自責点0)でマウンドを降りました。

登板後、昨季まで投げていたスライダーと練習中のスライダーを投げ分けたと明かした前田投手。「いつもより大きく曲がるスライダーも、大きい変化球も投げようかなと思って」とコメント。

そのスライダーを“スイーパー”と呼んでもいいか確認されると、「そう呼んでもいいと思う」と答えたものの、「自分の中で握りは変えるけど、サインはスライダーとして投げるので。いろいろ自分の中で投げ分けできたらいいな」と話しました。

前田投手は23年11月に日本テレビ「Going!Sports&News」にインタビュー出演した際、“スイーパー”への挑戦について「僕のスライダーはそこまで変化が大きくないので普通のスライダーなんですけど、今後“スイーパー”にチャレンジしていこうかな」と語っていました。

その際、今季の実戦で使用する予定とも話しており、明言通り移籍後初の登板で“スイーパー”を披露しました。

タイガースのヒンチ監督も「彼は自分が使いたい球種は使えるし問題ない。彼が見せているものは我々が彼に欲していたもの。すべての球種が気に入った」と前田投手を評価していました。

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