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“佐々木朗希のフォーク”に赤星憲広「バッターからしたらたまったもんじゃない」

2022年3月28日 17:00
“佐々木朗希のフォーク”に赤星憲広「バッターからしたらたまったもんじゃない」
赤星憲広さんが(左)がロッテ佐々木朗希投手(右)のフォークを絶賛 【写真:(C)千葉ロッテマリーンズ】
27日の楽天戦で今季初先発を果たしたロッテの佐々木朗希投手は6回3失点でマウンドを降りました。この日の投球内容について、野球解説者の赤星憲広さんが同日の日本テレビ『Going!Sports&News』で収穫と課題をコメントしています。

この試合では10個の三振を奪った佐々木投手。その中で赤星憲広さんが絶賛したのは、3回に楽天の浅村栄斗選手から三振を奪ったシーン。2ボール2ストライクからの5球目、140キロのフォークを低めに決めて、空振り三振を奪いました。このボールを赤星さんは。

「(ボールを)投げた時は、バッターのベルトの高さぐらいに出ていて、そこから落ちている。投げた瞬間はまっすぐに見える。最後落ちているところはボールなので、バッターからしたらたまったもんじゃない」と、あまりに大きい落差のあるフォークを絶賛しました。

開幕前佐々木投手がシーズン15勝すれば、ロッテ優勝の可能性は十分にあると話していた赤星さん。この日の投球を見て、15勝はできるはずと話す一方、課題も口にしていました。

それは1点リードの3回1アウト1塁2塁で楽天・西川遥輝選手を迎えた場面。佐々木投手は2球連続の変化球で2ストライクと簡単に追い込みましたが、続く3球目のスライダーを打たれ逆転を許しました。

赤星さんは「初球のボール球のスライダーに比べて、(西川選手には)かなり甘く見えていたと思う。まだボール球を投げられるカウントで無理に勝負にいった。“1球の怖さ”を感じたと思うので、生かしてほしい」と話しています。