【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・国士舘大学 33年ぶりシード権へ エントリー16人中10人が下級生
今回は林田美学アナウンサーが、予選会10位通過・7年連続51回目の出場となる国士舘大学を紹介します。入社1年目、初めて箱根駅伝を担当する林田アナは、今年の国士舘大を「新生・国士舘」と表します。
■主力の卒業、新監督就任、留学生の合流―― 生まれ変わった国士舘大学
国士舘大学は、前回大会を走った10人のうち、5人が当時の4年生。
林田アナは「主要メンバーが一気に卒業し、今年、駅伝新監督に小川監督が就任しました。そして留学生のピーター選手を含め、チーム全体が新しくなった」と話します。
今年のエントリーメンバー16人のうち、10人は1、2年生。その誰が走っても箱根駅伝初出場となります。
■小川博之新監督「自分のかなえられなかった夢をかなえてほしい」
小川博之氏は2020年から助監督をつとめていましたが、今年4月に監督に就任。国士舘大学を箱根連続出場に導いた添田正美監督から引き継ぐ形となりました。
現役時代エースとして活躍していたものの、チームとして箱根駅伝に出場することはできなかった小川監督。「自分のかなえられなかった夢を今回選手たちにかなえてほしい」と熱く語りました。
■待望の合流 ピーター・カマウ選手
林田アナが注目するのは、留学生で2年生のピーター・カマウ選手です。前回大会まではコロナウイルスの関係で日本に来られていませんでしたが、今年からようやくチームに合流することができました。
「予選会ではチームトップ、そして世田谷ハーフマラソンでは、2位以下を突き放して圧巻の優勝ということで、期待が高まっています。今大会も主要区間で走ること間違いなしの選手です」
そんなピーター選手ですが、大好物はなんと納豆と豆腐。特に納豆は「食べると力が湧いてくる、強くなった気がする」と話していました。ジェームス・ムワンギコーチによると「留学生が日本になじめるかどうかは、納豆を食べさせてみれば分かる」とのこと。
「卒業したビンセント選手も納豆が大好物。そしてピーター選手も納豆が大好きということで、段々と日本になじんできているところもあるそうです」
50回目の出場となった節目の前回大会は、総合15位と健闘し、着実に力をつけてきている国士舘大学。33年ぶりのシード権獲得にも期待が高まります。