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【巨人】戸郷翔征「ストレートの質は良かった」も“勝負どころの1球”を反省

2024年3月23日 9:00
【巨人】戸郷翔征「ストレートの質は良かった」も“勝負どころの1球”を反省
手応えと反省を口にした巨人の戸郷翔征投手(画像:日テレジータス)
プロ野球オープン戦 楽天3-1巨人(22日、東京ドーム)

巨人の戸郷翔征投手が22日に楽天とのオープン戦に先発登板。3回2失点で、開幕前最後の登板を終えました。

戸郷投手はオープン戦3試合連続で失点となり、「やっぱりここ数試合、同じことを繰り返してしまっている」と危機感を口にし、「そこの調整をしっかりやっていかないことには1軍の舞台で活躍できないんじゃないかなと、また改めて反省が出たので、残り1週間しかないですけど、そこの意識を変えていければなと思います」と語りました。

中でも課題としてあげたのは“勝負どころの1球”です。3回、先頭の辰己涼介選手にスリーベースヒットを許し、太田光選手と対戦。初球の低めに投じたストレートをレフトスタンドへ運ばれました。

「キャッチャーと意思の疎通ができていなかったのが一番。僕の中では1球インサイドでストライクがほしいのかなというところを思いながら投げた。ただ、大城さんとしてはボールにしてその後入りたかったと言っていた。『こういう場面がきたら』という話をしっかりできたらなと思います」とやりとりを明かします。

「球の質は良かった。ストレートには手応えを感じていて、惜しかったのは意思疎通。やっぱり勝負どころの1球というのが甘かったですし、オープン戦だからいいというのはない。そこの意識を変えていかないことには勝利も減っていくと思うので、そこを変えていけたらなと思います」と引き締めました。

1週間後に迫る開幕戦。オープニングゲームを託された23歳右腕は「あと1週間なんでね、やれることをやっていいかたちで開幕を迎えられたらと思います」と意気込みを語りました。