◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-2広島（14日、東京ドーム）
勝：クロール　1勝1S
敗：ターリー　1勝2敗
Ｓ：大勢　1勝1敗28S

巨人は2回、4試合ヒットのなかった岡本和真選手が20打席ぶりの2ベースヒット。1アウト1、3塁と先制のチャンスを作ります。しかし中山礼都選手の当たりはセカンドゴロ。4-6-3のダブルプレーで得点を奪えず。

それでも4回、4試合連続で4番中田翔選手が広島先発の大道温貴投手からレフトスタンドに完璧な15号2ランホームランで2点を先制します。

しかし巨人は7回に広島の反撃を受けます。この日一軍登録、2イニング目となった2番手井上温大投手が、連打を打たれ2アウト2、3塁のピンチ。ここで2番菊池涼介選手にレフト線への2点タイムリー2ベースヒットを浴び、試合は2-2の同点になります。

8回、巨人は先頭の吉川尚輝選手がヒットで出塁。そして原辰徳監督は代走で増田大輝選手を起用します。増田選手は期待に応え、2球目で2塁へ盗塁成功。送りバントで1アウト3塁のチャンスを作ります。

3番丸佳浩選手が広島・ターリー投手からレフトへのタイムリー2ベースヒットで勝ち越しに成功しました。

9回マウンドに上がったのはルーキーの守護神の大勢投手。3人できっちり抑えリーグ単独トップとなる28セーブ目。4番手クロール投手が来日初勝利、巨人は広島との3連戦に勝ち越しです。