女子団体パシュートの転倒は「疲労の蓄積」が要因 長野五輪銅メダルの岡崎朋美さんが解説
スピードスケート女子団体パシュート日本代表の佐藤綾乃選手(左)、高木美帆選手(中央)、高木菜那選手(右)【写真:エンリコ/アフロスポーツ】
2月16日放送の日本テレビ「ZIP!」に長野五輪スピードスケート・女子500m銅メダリストの岡崎朋美さんが出演。15日に行われた女子団体パシュート決勝と、今大会4つめのメダル獲得が期待される高木美帆選手が出場する1000mを徹底分析しました。
■女子団体パシュート、転倒の要因は「疲労の蓄積」
日本チームは金メダルを獲得した4年前の平昌五輪の時と同じ、高木姉妹(姉の菜那選手、妹の美帆選手)、佐藤綾乃選手が滑走。日本最大の武器であるきれいな隊列で、レース終盤までリードを守っていましたが、最終コーナーで姉の菜那選手が転倒。惜しくも銀メダルとなりました。
岡崎さんはこの菜那選手が転倒した要因は「疲労の蓄積」と分析しました。15日は準決勝と決勝が行われ、その間わずか2時間。そのため、疲れがたまっていたのではないかと解説しました。また、カナダチームの追い上げに「焦りが出たかもしれない」と話しました。
金メダルを手にしたカナダは五輪新となる2分53秒44をマーク。日本チームが最後まで最高レベルの滑りでレースを展開したことがもたらした結果と言えるのかもしれません。
■高木美帆選手1000mのポイントは「低い姿勢」
美帆選手は女子団体パシュートで銀メダルを獲得し、前回大会と合わせて日本女子最多となる通算6つのメダルを手にしました。7つめのメダルを目指し、17日に行われる1000mにも出場します。
この種目でのポイントについて岡崎さんは「低い姿勢」が重要と解説。スピードスケートでは空気抵抗を減らすために姿勢を低くします。腰が上がってしまうと、空気抵抗が増え、足の可動域も狭くなり、スピードが落ちてしまいます。
岡崎さんは「美帆選手、得意の1500mのラスト1周の時も、ちょっと(腰が)高いんですよね。最後のゴールのところは手も足もバラバラになってしまっている。なかなかないんですよ、こんなことになったら、本当にスピードがダウンしてしまうので、1000mの後半はこういうことがないことを祈りたいなと思います」と話しました。
姉菜那選手、佐藤選手は19日のマススタートにも出場。岡崎さんは「あと1種目だけなのでリベンジということで、自分を燃え上がらせて頑張ってください」とメッセージを送りました。
■女子団体パシュート、転倒の要因は「疲労の蓄積」
日本チームは金メダルを獲得した4年前の平昌五輪の時と同じ、高木姉妹(姉の菜那選手、妹の美帆選手)、佐藤綾乃選手が滑走。日本最大の武器であるきれいな隊列で、レース終盤までリードを守っていましたが、最終コーナーで姉の菜那選手が転倒。惜しくも銀メダルとなりました。
岡崎さんはこの菜那選手が転倒した要因は「疲労の蓄積」と分析しました。15日は準決勝と決勝が行われ、その間わずか2時間。そのため、疲れがたまっていたのではないかと解説しました。また、カナダチームの追い上げに「焦りが出たかもしれない」と話しました。
金メダルを手にしたカナダは五輪新となる2分53秒44をマーク。日本チームが最後まで最高レベルの滑りでレースを展開したことがもたらした結果と言えるのかもしれません。
■高木美帆選手1000mのポイントは「低い姿勢」
美帆選手は女子団体パシュートで銀メダルを獲得し、前回大会と合わせて日本女子最多となる通算6つのメダルを手にしました。7つめのメダルを目指し、17日に行われる1000mにも出場します。
この種目でのポイントについて岡崎さんは「低い姿勢」が重要と解説。スピードスケートでは空気抵抗を減らすために姿勢を低くします。腰が上がってしまうと、空気抵抗が増え、足の可動域も狭くなり、スピードが落ちてしまいます。
岡崎さんは「美帆選手、得意の1500mのラスト1周の時も、ちょっと(腰が)高いんですよね。最後のゴールのところは手も足もバラバラになってしまっている。なかなかないんですよ、こんなことになったら、本当にスピードがダウンしてしまうので、1000mの後半はこういうことがないことを祈りたいなと思います」と話しました。
姉菜那選手、佐藤選手は19日のマススタートにも出場。岡崎さんは「あと1種目だけなのでリベンジということで、自分を燃え上がらせて頑張ってください」とメッセージを送りました。