「赤土の王者」ナダルが来季限りでの現役引退へ 四大大会通算22勝は歴代最多 名手の引退で一時代の終焉へ
ラファエル・ナダル選手(写真:AP/アフロ)
男子テニスのラファエル・ナダル選手が18日、今季の全仏オープンの欠場と来季限りで現役から退く意向を表明したと複数のメディアが報じました。
6月で37歳を迎えるナダル選手は、史上最多タイの四大大会通算22勝を挙げている名選手です。
2008年には北京五輪で金メダルを獲得し、史上最年少となる24歳3か月で四大大会全てと五輪での優勝を成し遂げる「キャリア・ゴールデン・スラム」を達成するなど、数々の偉業を残し、テニス界で一時代を築いてきました。
特に全仏オープンでは、デビューから18度の出場で14回優勝を達成。試合前棄権を除き112勝3敗と絶対王者として君臨してきました。クレーコートで行われる同大会での圧倒的な強さから「赤土の王者」とも評されています。
昨年は13年ぶりの全豪オープン制覇、2年ぶり14回目の全仏オープン優勝を果たすなど、衰えを感じさせない姿を見せていましたが、今年は1月の全豪オープン2回戦で怪我もあり敗退。以降は欠場が続いていました。
現在は年末までの復帰を目指し調整を重ねており、来夏に行われるパリ五輪への出場にも意欲を見せています。
6月で37歳を迎えるナダル選手は、史上最多タイの四大大会通算22勝を挙げている名選手です。
2008年には北京五輪で金メダルを獲得し、史上最年少となる24歳3か月で四大大会全てと五輪での優勝を成し遂げる「キャリア・ゴールデン・スラム」を達成するなど、数々の偉業を残し、テニス界で一時代を築いてきました。
特に全仏オープンでは、デビューから18度の出場で14回優勝を達成。試合前棄権を除き112勝3敗と絶対王者として君臨してきました。クレーコートで行われる同大会での圧倒的な強さから「赤土の王者」とも評されています。
昨年は13年ぶりの全豪オープン制覇、2年ぶり14回目の全仏オープン優勝を果たすなど、衰えを感じさせない姿を見せていましたが、今年は1月の全豪オープン2回戦で怪我もあり敗退。以降は欠場が続いていました。
現在は年末までの復帰を目指し調整を重ねており、来夏に行われるパリ五輪への出場にも意欲を見せています。