“黄金世代”原英莉花 完全Vメジャー連勝
国内女子ゴルフ、年内最終戦のメジャー大会・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは29日、最終日を迎え、原英莉花選手(21)が通算10アンダーで初日から首位を守る完全優勝を達成しました。
1998年度生まれの“黄金世代”がまた躍動しました。2位と1打差の単独首位でスタートした原選手は3バーディー、3ボギーのイーブンで回り、通算10アンダー。先月の「日本女子オープン」に続き、国内メジャー大会2連勝となりました。
優勝インタビューでは「きょうはずっと緊張しながらのプレーだったんですけど、最後優勝という形で締めくくれてすごくうれしい気持ちです。メジャー2勝することができて、自分にとって本当に大きな一歩になりました」と笑顔で今大会を振り返りました。
一方、史上3人目の3週連続優勝がかかっていた古江彩佳選手(20)は「1大会4イーグル」という快挙を達成。スコアを4つ伸ばし、通算8アンダーの2位で大会を終えました。
そして、今シーズン初優勝を狙った渋野日向子選手(22)は通算6アンダーで3位タイでした。
また、単独3位以内なら史上最速での生涯獲得賞金1億円突破となった笹生優花選手(19)は、3連続ボギーをたたくなど、スコアを3つ落とし6位タイでホールアウト。記録達成はなりませんでした。