「自分の走りが分からない…」田中希実 プロ転向表明後初戦は2位
プロ転向表明後初のレースで2位となった田中希実選手
◇第31回金栗記念選抜陸上中長距離大会2023(8日、熊本・えがお健康スタジアム)
中長距離種目で、1000m・1500m・3000mの3つの日本記録を持つ田中希実選手が、プロ転向表明後、初のレースに挑みました。
今月3日、ニューバランスと契約を結び、プロに転向することを表明した田中選手。プロ転向表明後初の実戦となったこの日は、東京五輪で8位に入賞した得意種目の1500m。
序盤からペースメーカーの後ろにつき、積極的にレースを進めます。2番手には、田中選手の元チームメートの後藤夢選手がつく展開。
1周目は余裕があったものの、2周目に余裕をなくしてしまい、どんどん自分の走りがわからなくなってしまった、という田中選手。
残り200mを切り、後藤選手が田中選手の前へ。田中選手はそのまま引き離され、4分20秒11で2位となりました。
レース後、田中選手は「全然良くなかったかなと思います。何で走れなかったのか自分でも全然わからなくて…」と肩を落としました。
今後に向けては、「自分の走りの発揮の仕方がわからない部分が大きいので、そこをまず思い出すところが課題」と言及。
練習はできているものの、レースで走れないという状態が続いていると言い「今までは自分の走りがわからなくても、ラストは絶対勝ちきることができていたのが、そこが今日はだらだらと終わってしまった」とコメントしました。
8月にブダペストで行われる世界選手権の出場を目指している田中選手。
「まずは今の状態じゃ全然なんですけど、とにかくもう1回、4分1桁で(世界選手権の)参加標準記録(4分3秒50)を狙って、世界でしっかり戦えることを見せていきたいと思います」と前を向きました。
中長距離種目で、1000m・1500m・3000mの3つの日本記録を持つ田中希実選手が、プロ転向表明後、初のレースに挑みました。
今月3日、ニューバランスと契約を結び、プロに転向することを表明した田中選手。プロ転向表明後初の実戦となったこの日は、東京五輪で8位に入賞した得意種目の1500m。
序盤からペースメーカーの後ろにつき、積極的にレースを進めます。2番手には、田中選手の元チームメートの後藤夢選手がつく展開。
1周目は余裕があったものの、2周目に余裕をなくしてしまい、どんどん自分の走りがわからなくなってしまった、という田中選手。
残り200mを切り、後藤選手が田中選手の前へ。田中選手はそのまま引き離され、4分20秒11で2位となりました。
レース後、田中選手は「全然良くなかったかなと思います。何で走れなかったのか自分でも全然わからなくて…」と肩を落としました。
今後に向けては、「自分の走りの発揮の仕方がわからない部分が大きいので、そこをまず思い出すところが課題」と言及。
練習はできているものの、レースで走れないという状態が続いていると言い「今までは自分の走りがわからなくても、ラストは絶対勝ちきることができていたのが、そこが今日はだらだらと終わってしまった」とコメントしました。
8月にブダペストで行われる世界選手権の出場を目指している田中選手。
「まずは今の状態じゃ全然なんですけど、とにかくもう1回、4分1桁で(世界選手権の)参加標準記録(4分3秒50)を狙って、世界でしっかり戦えることを見せていきたいと思います」と前を向きました。