萩野公介完全復活へ五輪会場で2年ぶり優勝
新型コロナウイルスの影響で4月から延期となっていた競泳・日本選手権が3日に開幕。東京オリンピックの本番会場、東京アクアティクスセンターで競技会として初めて開催されました。
男子400メートル個人メドレー決勝に出場した萩野公介選手(26)は最初のバタフライで3番手。この種目リオ五輪金メダリストは得意の背泳ぎで圧巻の追い上げを見せて一気にトップに立つと、そのままリードを譲ることなくフィニッシュ。
この大会2年ぶりの優勝を果たし、東京五輪の切符がかかる来年4月の日本選手権へ弾みをつけました。
レースを終えた萩野選手は、「『絶対に気持ちで勝つんだ』という気持ちで泳ぎました。素晴らしいプールで泳ぐことができて、しっかりと予選からタイムを上げることができたので、これは次につながると思っています」と話しました。
写真:日刊スポーツ/アフロ