宇野昌磨が色気ある演技で魅了 「エキシビションに出させてくれたことを光栄に思います」 氷上でムーンウォークも披露
◇北京五輪・大会17日目(2月20日)フィギュアスケート・エキシビション
北京五輪最終日、フィギュアスケートのエキシビションに男子シングル銅メダルの宇野昌磨選手が9番手で登場。
宇野選手はマイケル・ジャクソンメドレーで滑走し、冒頭で4回転トウループに挑戦し転倒。しかし、その後はトリプルアクセルなどを確実に決めました。中盤では氷上でムーンウォークを披露する場面もありました。
滑走終了後、宇野選手は「思ったより気持ちと体がかみ合ってなく、全然感触としては良くなかったんですけど、こうやってオリンピック2大会出場して、エキシビションに最後に出させてくれたことを光栄に思います」と今大会について振り返りました。
また、今後について聞かれると「4年間で色んなことを考えさせられ、色んな道へ行き、再びこの場に戻ってきた。そしてここからはまたやっと戻ってきた状態なので、その先へ行けるようにここから日々を過ごしていきたい」と新たなスタートにむけて力強いコメントを述べました。
◆以下、宇野選手のインタビュー
――2大会連続のメダリストとして、今日はどんな思いを込めて滑りましたか?
「なかなか競技ではジャンプのことばかり意識してしまうので、ステファンコーチがこれもボレロと同様に振り付けてくれたものなので、ステファンコーチがいいと思えるものをってやろうと思ったんですけど。思ったより気持ちと体がかみ合ってないというか、気持ちは前に行っちゃうんですけど、体がついてきてなかったので、全然感触としては良くなかったんですけど。それでもこうやってオリンピック2大会出場して、成績もちゃんと残せて、エキシビションに最後に出させてくれたことを光栄に思います」
――改めて宇野選手にとってはこの北京オリンピックというのはどんな大会になりましたか?
「僕にとってはこれがスタートになるようにっていうのを一番考えています」
――大会の始まる前からそういった言葉『この先もある』と話していましたが、改めてこれからどんなスケーターになっていきますか?
「(以前に)本当にまだまだ僕は続けていくと言っていました。もちろんそれは変わらないんですけど、このオリンピックっていう舞台が3位という、そして4年間で色んなことを考えさせられ、色んな道へ行き、再びこの場に戻ってきた。そしてここからは、やっと戻ってきた状態なので、その先へ行けるように日々を過ごしていきたいと思っています」