北京五輪フィギュアスケート男子シングルで銀メダルを獲得した鍵山優真選手（18）と銅メダルの宇野昌磨選手（24）が会見。演技を振り返るとともに、今後の目標についても語りました。初出場で躍進した6歳年下の鍵山選手について、宇野選手は。

■全てが詰まったメダル

昨夜行われたフィギュアスケート男子のメダルセレモニー。18歳の鍵山優真選手は初出場のオリンピックで手にした銀メダルを自ら首にかけました。セレモニーの直後、鍵山選手は。

鍵山選手
「オリンピックを夢として描いてきた10数年間の努力だったり過程全てがここに詰まっているような気がします」

銅メダルの宇野選手（24）は。

宇野選手
「4年前の銀メダル、それよりも順位は下がってはいますけれども僕は4年前よりも価値のあるメダルだと僕は考えています」

■演技は「まだまだやれた」

切磋琢磨しながらのぞんだオリンピックの大舞台。一夜あけたけさ、2人は会見でこう振り返りました。

鍵山選手
「演技に関してはまだまだやれた部分はありますけど今は100％を引き出せたことに関して自分を褒めたいと思います」

宇野選手
「フリーに関しては決して素晴らしい演技ではありませんでした。ただ、高難易度の構成に挑戦してそれが自分の中で当たり前になりつつある、その成長にすごく嬉しいですし」

■6歳差の2人「高め合う存在」

6歳年下の鍵山選手について、宇野選手は。

宇野選手
「年は数字でみたときに6つ離れていることにびっくりしているんですけど、一緒に高め合っていく存在はなかなか近場にはいなかったので、すごくそんな存在に憧れていたので嬉しいですし」

■2人のメダリストが考える今後

今後について力強いコメントも。

鍵山選手
「金メダルに関してはまた4年後新たに目指して頑張りたいので見守っていただけたらうれしいです」

宇野選手
「トップを目指すためにもいろいろな新たなものに挑戦しなくてはいけないと思うし、自分の練習、成長が楽しみ」