◇プロ野球セ・リーグ 阪神6ー1広島(19日、甲子園球場)

阪神は5回に先制すると、1点リードの6回裏、ノイジー選手と佐藤輝明選手のタイムリーで2点を追加します。

7回には1点を返されますが、その裏の攻撃で近本光司選手と中野拓夢選手の連続タイムリーで3点を取り、点差を広げるとそのまま勝利しました。

投げては、現役ドラフトで加入した先発の大竹耕太郎投手が7回途中103球を投げ、被安打6、4奪三振、無四球で1失点の好投。さらに、後続の岩貞祐太投手とケラー投手の無失点リレーで逃げ切り、大竹投手は今季2勝目をあげました。

試合後、取材に応じた岡田彰布監督は大竹投手の投球について「前の方が良かったのかな。今日は5回くらいからちょっとボールも浮ついてて、7回いくかなっていうのはあったんだけど」と少し辛口な評価。

しかし、中継ぎの湯浅京己投手が離脱しながらも単独首位に浮上したチーム事情について触れられると「先発はね、昨日もそうだけれどやっぱり7回のあそこまでいけばね、なんとかやりくりはできるんで、まあ先発の頑張りでしょうね」とコメント。前の試合で完投した西勇輝投手も含め、阪神の先発陣を評価しました。