【女子バレー】パリ出場権獲得も…残り2戦で重要な『世界ランク5位以内』 パリ五輪の抽選で有利に
■世界ランク5位以内で五輪の予選ラウンドが有利に
パリ五輪に出場するのは男女各12チーム。予選ラウンドは4チーム×3組に分けて行われ、各組の上位2チームと、各組3位となったチームのうち上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出します。
2012年のロンドン五輪以来、12年ぶりのメダル獲得を目指す日本代表にとって、予選通過がまず一つ目の関門。そこには、今回のネーションズリーグで変動する世界ランクが大きく影響してきます。
19日に行われるパリ五輪予選ラウンドの抽選会。開催国のフランスはA組、世界ランク1位のチームがB組、世界ランク2位のチームがC組に配置され、以降9チームは世界ランク上位から3チーム×3のポット分けがなされ、そのポットからグループA~Cに入るチームが抽選によって決まります。
つまり、世界ランキング5位以内に入れば、自国よりもランキングで上回るチームが同組に最高でも1チームとなり、予選を自動的に突破する上位2チーム入りが有利になります。
■ボーダーのアメリカとは最後に直接対決
15日に行われるセルビア戦では最高で8.68ポイントの上積みができる日本。さらに、現在世界ランク5位のアメリカとは、最後に直接対決を控えています。
主将の古賀紗理那選手は「残りの2試合の結果次第で世界ランキングが変わるので、気を引き締めて戦っていきたい。パリオリンピックは厳しい戦いになると思うが、チーム全員で戦うことができるようにいい準備をしていきたい」とコメント。五輪出場のその先、世界ランク5位以内を目指し、さらに突き進みます。