小川泰弘がヤクルト残留「日本一目指す」
ヤクルトから国内フリーエージェント(FA)権を行使した小川泰弘投手(30)が25日、残留することを決断し、新たに4年契約を結びました。
都内で会見を行った小川投手は、「スワローズの一員として、日本一を目指してプレーすることを決断いたしました。その間、温かく見守ってくださったファンの方々、本当にありがとうございました」と感謝を述べました。
さらに「これから野球選手として愚直に成長し続けることで、他球団様には恩返しを精いっぱいしていこうと考えています。正直、リーグを変えて戦いたいと気持ちが動いた瞬間もありましたが、その日の夜に山田哲人の顔が夢に出てきて、自分もびっくりして、哲人が(来季)キャプテンやるんだなと…。本当に気持ちが揺れ動く3週間だったと思います」と、振り返りました。
残留の決め手については、「今まで苦楽をともにした仲間と、もう一度優勝して喜び合いたいという気持ちが強くなりました」と話し、「4年契約なので(球団から)4年間エースとして頑張って欲しい」と言われたことも明かしました。
2年連続最下位のチームで小川投手は、「しっかり試合をつくって、1つでも多く勝ってAクラス、優勝に貢献できるよう全力で戦っていきたい。2年連続(今季10勝)2桁勝利を積み重ねて、少しでも高いパフォーマンスを毎試合出していくことが目標」と話しました。