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桃田「満足していない」全日本3連覇に王手

2020年12月26日 19:17
桃田「満足していない」全日本3連覇に王手

バドミントンの全日本総合選手権(東京・町田市立総合体育館)は26日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗選手(26)が21-16、21-16のストレート勝ちで決勝進出を決めました。

準決勝では大学生の田中湧士選手を相手に序盤は競り合う展開となりましたが、桃田選手が要所でポイントを奪い、第1ゲームを先取。そして第2ゲームは相手の強打に体を投げ出してレシーブするなど、持ち前のディフェンス力を発揮して貫禄のストレート勝ちを収めました。

およそ11か月ぶりの実戦復帰となった大会で、3年連続の日本一へ王手をかけた桃田選手は、「まだまだ納得していない部分が多いですし、決勝に進出するだけでは満足していない」と話しました。

さらに、「自分が慎重になりすぎて球を強く押せていなかったので、置きにいってしまっている部分が多かったので、そこは反省点かなと思います」と、今後の課題も挙げました。

翌日の決勝戦に向けては、「自分の後悔しないような試合展開にしたいと思いますし、あと1つなのですべてを出し切って終わりたいと思います」と、意気込みを語りました。

27日の決勝では世界ランキング11位の常山幹太選手(24)と対戦します。


写真:日刊スポーツ/アフロ