【巨人】OB上原浩治が松井颯にフォークのアドバイス 「親指の位置とか参考になりました」
キャンプ終盤を迎えた21日、巨人・松井颯投手がOBの上原浩治さんからフォークの握り方についてアドバイスを受けました。
大勢投手や、ドラフト2位の森田駿哉投手のケガによる離脱で第3クール途中から1軍キャンプに参加している松井投手。18日に行われた韓国・サムスン戦では3番手として1回を投げ1失点。課題の修正を行うためにブルペン入りしました。
「(サムスン戦は)コントロールという部分で苦しんだので、バランスよくコントロールよく投げるのがテーマ。決め球をもっと決めきる。変化球だったら低めに投げきる、ストレートもコースに投げきるを意識しました」と話します。
プルペンでは阿部慎之助監督とともに巨人OBの上原さんが松井投手、西舘勇陽投手ら若手のピッチング練習を見守りました。
上原さんは98年にドラフト1位で入団。ルーキーイヤーに20勝をマークし最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率と4冠を達成。さらに新人賞、沢村賞を受賞しました。
その後、06年にはWBC日本代表として世界一に貢献すると、08年からはメジャーへ。13年にはレッドソックスのクローザーとしてワールドシリーズを制覇。18年に巨人に復帰し、日米通算100勝利、100セーブ、100ホールドの偉業を成し遂げました。
そんなレジェンド上原さんに、松井投手はフォークの握り方を直接指導してもらいました。「スプリットを練習している中で、もう少し落ちてほしいなというのが正直な現状。どうしたら速いスピードの中で落とせるのかを聞きました」と現状の課題を伝えると、「もうちょっと(指を)狭めてみたらとか、親指の位置とか参考になりました」と指導内容を明かしました。