「きょうだけは世界で一番幸せです」やり投げ北口榛花が大逆転で世界の頂へ
女子やり投げで大逆転で金メダルをつかんだ北口榛花選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇第19回世界陸上競技選手権大会7日目 女子やり投げ決勝(ハンガリー・ブダペスト)
陸上世界選手権の女子やり投げで北口榛花選手が最終投てきで66メートル73をマークし4位から大逆転で金メダルを獲得。「きょうだけは本当に世界で一番幸せです」と喜びを爆発させました。
大会7日目、日本時間26日の早朝に行われた女子やり投げ決勝。3投目で63メートル00を記録しメダル圏内にいた北口選手は、最終6投目に入り、先に投げたオーストラリアの選手に抜かれ4位に後退する展開。
それでも「最後の投てきで自分が投げられると信じて、5投目まで(の記録)で終わっていたら本当に後悔すると思っていた」と最終6投目にビッグスローで、4位から大逆転で金メダル。日本女子でトラック&フィールド種目初となる世界の頂に立ちました。
「(金メダルは)本当はもっと時間がかかると思っていたんですけれど」と率直な思いを話しつつ、「自分が必ず歴史を作ると決めてここにやってきたので、本当につらいことがたくさんあったんですけれど、きょうだけは本当に世界で一番幸せです」と笑顔がはじけました。
思い出せば昨年のオレゴン大会も最終6投目で5位から3位へ順位を上げて銅メダルを獲得。2年連続の逆転劇には「6投目で自分が4位に落ちていたので、これだと去年のことをやり返されると思っていたので、絶対自分が一番になると思って、6投目必ずいい記録が出ると思ってピットに立ちました」と振り返りました。
今大会のメダル獲得により日本陸上競技連盟の規定を満たし、陸上競技では一番乗りで2024年パリ五輪代表に内定。今後へ向けては「来年オリンピックもあって次は東京大会の世界選手権もあって、世界のトップに居続けることは簡単ではないですけれど、できる限りトップにいられるように努力をしたい。そのために皆さんも応援してくれたら嬉しいです」と笑顔で締めくくりました。
陸上世界選手権の女子やり投げで北口榛花選手が最終投てきで66メートル73をマークし4位から大逆転で金メダルを獲得。「きょうだけは本当に世界で一番幸せです」と喜びを爆発させました。
大会7日目、日本時間26日の早朝に行われた女子やり投げ決勝。3投目で63メートル00を記録しメダル圏内にいた北口選手は、最終6投目に入り、先に投げたオーストラリアの選手に抜かれ4位に後退する展開。
それでも「最後の投てきで自分が投げられると信じて、5投目まで(の記録)で終わっていたら本当に後悔すると思っていた」と最終6投目にビッグスローで、4位から大逆転で金メダル。日本女子でトラック&フィールド種目初となる世界の頂に立ちました。
「(金メダルは)本当はもっと時間がかかると思っていたんですけれど」と率直な思いを話しつつ、「自分が必ず歴史を作ると決めてここにやってきたので、本当につらいことがたくさんあったんですけれど、きょうだけは本当に世界で一番幸せです」と笑顔がはじけました。
思い出せば昨年のオレゴン大会も最終6投目で5位から3位へ順位を上げて銅メダルを獲得。2年連続の逆転劇には「6投目で自分が4位に落ちていたので、これだと去年のことをやり返されると思っていたので、絶対自分が一番になると思って、6投目必ずいい記録が出ると思ってピットに立ちました」と振り返りました。
今大会のメダル獲得により日本陸上競技連盟の規定を満たし、陸上競技では一番乗りで2024年パリ五輪代表に内定。今後へ向けては「来年オリンピックもあって次は東京大会の世界選手権もあって、世界のトップに居続けることは簡単ではないですけれど、できる限りトップにいられるように努力をしたい。そのために皆さんも応援してくれたら嬉しいです」と笑顔で締めくくりました。