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決勝先発・今永昇太「100%が通用しない相手がいる」アメリカ打線を警戒 劇的勝利の瞬間はあまり喜べなかった?

2023年3月21日 13:16
決勝先発・今永昇太「100%が通用しない相手がいる」アメリカ打線を警戒 劇的勝利の瞬間はあまり喜べなかった?
侍ジャパン・今永昇太投手(Photo by Masterpress - Samurai Japan/SAMURAI JAPAN via Getty Images)
◇2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 決勝ラウンド 準決勝 日本6x-5メキシコ(現地20日、アメリカ・マイアミ)

劇的勝利を飾り、3大会ぶりの決勝へ進出した侍ジャパン。その決勝のマウンドを託されたのは左のエース・今永昇太投手です。

準決勝後、今永投手は報道陣の取材に対し「今日チームがこういう勝ち方をしたので、特に何かひよることもなく、普段通りにやればいいのかなと思います」と話しました。

準決勝の2日前から栗山英樹監督に決勝の先発が伝えられた今永投手。決勝進出の瞬間は先発マウンドのことを考え、あまり喜んでいなかったと言います。

“世界一奪還”まであと1勝、その重要な試合への思いを聞かれると「いい気持ちで(マウンドには)上がれないと思うんですけど、(チームには)すごい人がたくさんいるので、みんなに助けてもらいながら投げようと思います」と明かしました。

既にアメリカのデータをチェックしているという今永投手。「(アメリカは)長打を打てる打線、キューバにも4本ホームランを打っている。自分の100%が通用しない相手がいる。その時に相手の苦手なコース・球種が何なのか、しっかり確かめながら投げたい」とアメリカ打線を分析していました。

今大会出場2試合とも途中登板で、決勝の舞台が大会初先発となる今永投手。「最高のチームですし、ダルビッシュ有投手はじめ、大谷翔平選手に本当に引っ張ってもらっている。メジャーリーガーの人たちにおんぶに抱っこではいけない。しっかりと日本でやっている選手たちも頑張りたいと思います」と意気込みました。

「野球人生を終える時に、このマウンドのことを真っ先に思い出すようなそんな投球をしたい。でも最後は勝たなければ面白くないと思うので、チームが勝つための先発の投球にしたい」と話しました。

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