◇ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションsupported by ISPS HANDA（11日、千葉）

男子ゴルフのレジェンドでジャンボ尾崎こと尾崎将司選手が11日、プロゴルファーを目指す4月からの新高校1年生~大学生(22歳まで)を対象に、自身のアカデミーセレクションを行いました。

海外メジャーの全米女子OPを制した笹生優花選手や、去年ツアー初優勝を含む5勝を挙げた西郷真央選手、そして原英莉花選手らを輩出したジャンボ尾崎ゴルフアカデミー。

セレクション最終日のこの日は、男子2人女子5人の計7人がセレクションに参加しました。

尾崎選手は「ゴルフはトータルのスポーツだから何が得意で何が不得意というのはあまりよくない。何でも平均点は取らなきゃいけない。球がまっすぐは行くんだけど飛距離が出ない、飛距離は出るけど曲がる。そういう差がないように」と、参加者に1人5球ずつミドルアイアン、ドライバー、ショートアイアンを打たせ、球の軌道などを確認しました。

また最後の素振りでは素早く10回スイングさせ、参加者のスイングスピードや、素振り後の息切れの有無などで体力の確認もしました。

セレクションを終えた尾崎選手は「（一番大事なのは）情熱。（合格者は）できるだけ数多く来るような体制を取ってもらいたい。そうしないと、いいことを教えても元の自分に戻ってしまう。自分の殻を破って新しい自分を作ることが最大の目的」と話しました。