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【NBAプレーオフ】八村塁 前半FG成功率100%で21得点 ナゲッツの3ポイント攻勢に泣いたレイカーズ 手痛いシリーズ連敗

2023年5月19日 15:16
【NBAプレーオフ】八村塁 前半FG成功率100%で21得点 ナゲッツの3ポイント攻勢に泣いたレイカーズ 手痛いシリーズ連敗
◇バスケットボールNBAプレーオフ西地区決勝第2戦 デンバー・ナゲッツ108-103ロサンゼルス・レイカーズ(日本時間19日、ボール・アリーナ)

4戦先勝のトーナメント形式で行われている「NBAプレーオフ」。日本代表・八村塁選手を擁するロサンゼルス・レイカーズはNBA制覇を果たした2020年以来、3年ぶりの地区決勝で西地区1位のデンバー・ナゲッツと対戦しました。

第1戦に敗れ、連敗だけは避けたいレイカーズは“キング”レブロン・ジェームズ選手やアンソニー・デイビス選手らが順当に名を連ねる中、守備に定評のあるジャレッド・バンダービルト選手を3試合ぶりにスタメン出場。前の試合17得点をマークした八村選手はベンチスタートとなります。

第1クオーター、ジャンプボール後にディアンジェロ・ラッセル選手のスティールからバンダービルト選手のダンクでレイカーズが幸先良く得点します。そして残り4分でレブロン選手に代わって、八村選手がコートに出てくるとナゲッツを押す展開に。八村選手は前半7本のフィールドゴールを全て成功。両チームトップの17得点をマークし、53-48とリードして前半を終えます。

第3クオーター終了時まで79-76とリードする展開を続けていたレイカーズでしたが、第4クオーターにナゲッツの3ポイントがさく裂します。2大エースの1人ジャマール・マレー選手がこのクオーターだけで4本の3ポイントを成功させるなど逆転はおろか、12点差ビハインドをつけられる苦しい展開に。

連敗は避けたいレイカーズはレブロン選手が果敢にレイアップで得点すると、デイビス選手がこの試合初の3ポイントに成功し、一時2点差に詰め寄りますが反撃もここまで。103ー108で敗れ、シリーズ2連敗となりました。

攻撃面で躍動した八村選手は、ベンチスタートの選手として最多30分7秒の出場。プレーオフ4度目の20点オーバーとなる21得点1アシスト1スティールの活躍を見せました。

また、チーム最多22得点をあげたレブロン選手は10アシストを記録。レジェンドのマジック・ジョンソンさん以来となるプレーオフ史上2人目の通算2000アシストを達成しました。

一方、勝利したナゲッツはマレー選手が両チームトップの37得点を記録。もう1人のエース、ニコラ・ヨキッチ選手は23得点17リバウンド12アシストで4試合連続のトリプルダブルを達成。トリプルダブル達成回数がプレーオフ通算13度目となり、ラッセル・ウエストブルック選手を抜いて歴代単独3位となりました。

負けられないレイカーズは日本時間21日、舞台を本拠地クリプトドットコム・アリーナに移し、第3戦を迎えます。

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