マー君古巣復帰へ 石井監督ラブコール
プロ野球・楽天は18日、監督コーチ会議を行い、石井一久GM兼監督がオンラインで取材に対応。ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、去就が注目される田中将大選手(32)について「もし選択が日本でとなるのであれば、もちろん楽天が帰ってきてほしいと言わない理由はないので、是非とも仙台で東北でプレーしていただきたい」と、復帰に向けラブコールを送りました。
田中投手は2013年、24勝無敗で、楽天の球団史上初となる日本一に大きく貢献。翌年、7年間で総額1億5500万ドル(約161億円)の大型契約を結びヤンキースに移籍しました。移籍後1年目から、メジャーで日本人初の6年連続二桁勝利をマーク。2020年シーズンで、ヤンキースとの契約が満了になり、FAとなりました。
今月2日には、自身のTwitterで「来季プレーをしたいチームを限定しておらず、自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と、去就についてコメントしていました。2013年以来となる、日本球界復帰の可能性がある田中投手について、石井GM兼監督は「アメリカは試合が行われるかどうかもわからない状況の中で、彼の気持ちを尊重して、いろいろなことを考えてあげないといけない。日本でプレーすることになるのであれば、楽天が一番にコンタクトをとるべき球団、そこのコンタクトはしっかりとろうと思っている。状況を見ながら、しっかり判断していきたい」と、メジャーの状況、本人の気持ちを最大限に尊重し、交渉していく姿勢を示しました。
写真:USATODAYSports/ロイター/アフロ