3年ぶりにクライマックスシリーズ(CS)を決めた2位DeNA。大事な初戦の先発を任されたのは大貫晋一投手と並びチーム最多11勝を挙げた今永昇太投手です。この日午前10時から全体練習が行われるはずだった横浜スタジアムでは雨が強く降っていたため、選手たちは室内練習場でアップを行いました。

その後、今永投手は午前11時頃に横浜スタジアムの外野付近に姿を現すと、雨の中、トレーニングを開始。トレーナーと1つ1つの動きを確認しながら体を動かしました。

終始リラックスした表情を見せていた今永投手は、練習を終え、取材に応じました。

「ようやく始まるって気持ち。（初戦の先発を任されたことについて）驚きはないですし、チームに流れを持って来れるような投球をしたい」

シーズンの最終登板は1日の巨人戦。中6日で挑む初戦に向けてここまでの調整も順調だったといいます。「しっかりといい食事といい睡眠を心掛けて過ごしていたのでコンディションはものすごくいい」と語りました。

CSを戦う本拠地・横浜スタジアムでは今シーズン“ホーム17連勝”を飾るなどファンの前で多くの勝利を届けてきたDeNA。今永投手は「今シーズン横浜スタジアムでたくさん連勝もさせてもらいましたし、“見えない力”というものがこれほどあるんだなと。明日も自分の力以上のものを出せると思うので、その方々に感謝の気持ちを伝えながら、見て感動してもらえるような投球をしたい」とコメントしました。