大坂なおみ「負けても仕方ない」逆転で8強
テニス女子で、世界ランキング3位の大坂なおみ選手(23)が、四大大会・全豪オープンの前哨戦でベスト8入りを決めました。同371位の相手に、逆転勝ちした大坂選手は、「負けても仕方ないと思ったが、ベストを尽くした」と振り返りました。
テニスの四大大会・全豪オープン(メルボルン・8日開幕)の前哨戦、ギプスランド・トロフィー(メルボルン)のシングルス3回戦が3日に行われ、世界ランキング3位の大坂なおみ選手(23)が、同371位のK・ボールター選手(イギリス)を3-6、6-3、6-1の逆転で破り、準々決勝進出を決めました。
2日に今シーズン初戦を勝利で飾った大坂選手は、この日の3回戦で格下相手にミスを重ね、第1セットを3-6で落としました。
それでも、力強いサーブに加え、スピードを落とし、コースを狙ったサーブで流れをつかんだ大坂選手。第2セット開始から4ゲームを連取し、6-3でこのセットを奪い返しました。第3セットは勢いそのままに6-1でものにし、逆転勝ちでベスト8入りを決めました。
1時間47分のフルセットを戦い、準々決勝進出を決めた大坂選手は、「ボールター選手のプレーが素晴らしかったので、負けても仕方ないなとは思ったが、ベストを尽くそうと思った。」「正直、長い試合の方が好き。コートの状況を把握できるし、より、自分のプレーがしやすくなると感じる。昨日の試合が短かったので(1時間11分)、今日は無意識に、長い試合になるようにしたのかも」と語りました。
写真:AFP/アフロ