プロ野球ドラフト会議が24日に行われ、ソフトバンクは12球団最多、本指名、育成選手計19人を指名しました。

ドラフト1位指名は、神戸弘陵高校の村上泰斗投手。第1回の入札で宗山塁選手を5球団の競合で外れ、第2回は福岡大大濠高校の柴田獅子投手を日本ハムとの競合で外し、第3回で交渉権をつかみました。

チームのスカウトは「中学時代は控え捕手も高校入学後本格的に投手に転向した最速152キロ右腕。スピンの効いたキレのあるストレートが魅力で多彩な変化球を操りピッチトンネルできる投球は魅力」と評価しています。

また2、4、5位と内野手を指名。2位、神奈川大学の庄子雄大選手は横浜高校出身でチームでは近藤健介選手の後輩にも当たります。球団からは「三拍子そろっていて特に足の速さは世代トップクラス。内外野を守れることからも1年目から戦力として大いに期待できる選手」と期待込められています。

育成選手では、計13人を指名。2021年、2022年に過去最多となる14人を育成指名しましたが、今年はそれに次ぐ13人の指名です。

また本指名、育成指名合わせて計19人の指名は、今回12球団で最多です。

◆本指名
1位:村上泰斗（神戸弘陵高・投手）
2位:庄子雄大（神奈川大・内野手）
3位:安德駿（富士大学・投手）
4位:宇野真仁朗（早稲田実業高・内野手）
5位:石見颯真（愛知工業大学名電高・内野手）
6位:岩崎峻典（東洋大・投手）

◆育成指名
1位:古川遼（日本学園高・投手）
2位:曽布川ザイレン（浜松商高・内野手）
3位:大友宗（茨城アストロプラネッツ・捕手）
4位:広瀬結煌（市立松戸高・内野手）
5位:河野伸一朗（宮崎学園・投手）
6位:川口冬弥（徳島インディゴソックス・投手）
7位:津嘉山憲志郎（神戸国際大付高・投手）
8位:相原雄太（仙台大・投手）
9位:岡田皓一朗（大商大・投手）
10位:漁府輝羽（東北福祉大・外野手）
11位:木下勇人（千葉経大付高・外野手）
12位:熊谷太雅（東陵高・投手）
13位:塩士暖（門前高・投手）