八村塁 23歳の誕生日に“ダブルダブル”
NBAのウィザーズに所属する八村塁選手が現地8日、23歳の誕生日に行われたブルズ戦で19得点10リバウンドの“ダブルダブル”を達成。チームも3試合ぶりに勝利し、「どうしても勝ちたかった。いい結果につながったと思う」と振り返りました。
NBA(米バスケットボールリーグ)は現地8日、各地で試合が行われ、この日23歳の誕生日を迎えた八村塁選手が、ブルズ戦(米・シカゴ)に先発出場しました。「バースデーゲーム」となったこの試合で、八村選手は連敗中のチームを救う活躍を見せました。
第1クオーター、中央突破からレイアップシュートを決めて初得点をあげると、第2クオーターでは、サイドラインからドリブルで持ち込んでフックシュートを決めるなど、多彩なプレーを披露します。
後半も勢いが止まることはなく、スリーポイントシュートを決めると、レイアップシュートも2本立て続けに決めて、得点を重ねます。試合はウィザーズがブルズを105-101で破り、3試合ぶりの勝利をあげました。
八村選手は、約36分間の出場で、19得点10リバウンドのダブルダブル(個人記録の2部門で二桁をマーク)を今シーズン初めて達成し、自身の誕生日に花を添えました。
試合後の会見では、誕生日をチームの3試合ぶりの勝利で飾ったことについて、「どうしても勝ちたかった一戦だった。チームとしても僕としても集中してやれたし、今日はディフェンスからいい動きができて、いい結果につながったと思う」とコメントしました。
また現地10日には、渡邊雄太選手(26)が所属するラプターズと対戦予定で、「絶対に負けられない一戦にもなるので、しっかり集中してやっていきたい」と、3度目となる日本人対決へ気を引き締めました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ