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高木美帆 国内最高3連発に会場どよめき

2021年2月13日 21:55
高木美帆 国内最高3連発に会場どよめき

高木美帆選手(26)が、13日に行われた全日本選抜スピードスケート競技会長野大会の女子1500mに出場し、1分52秒78の国内最高記録で優勝。今大会、出場した全3種目で国内最高記録を出し、3冠を達成しました。

この大会、高木選手は絶好調。11日の3000mを国内最高記録の4分1秒67で制すると、12日の1000mでも1分13秒21の国内最高記録を出し2冠を達成。

そして、この日の1500mでも圧倒的な強さを見せます。最初の300mを、従来の国内最高記録を0秒46上回るタイムで通過すると、後半もどんどん加速。そのままペースを落とすことなく、1分52秒78の国内最高記録でフィニッシュ。これまでの記録を1秒30更新しました。

会場がどよめく中、ガッツポーズを見せた高木選手。今大会、国内最高記録での3冠を達成しました。

レース後には、「あえて細かいことは考えず、タイムを出すことだけを考えてレースに臨んだ。意味のあるレースができたと思う」と話した高木選手。それでも「最終日の今日に最高の状態を持って来れた。来年の北京五輪では初日からこの状態に持って行きたい」と、すでに来年の北京五輪を見据えていました。

北京五輪まで、およそあと1年。個人種目での金メダル獲得へ、万全の準備を進めていきます。なお高木選手はこの種目の国内最高記録とリンクレコードを更新し、賞金10万円を獲得しました。

写真:松尾/アフロスポーツ

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