塩浦を支えるおの「パリまで現役で」=後編
去年9月に結婚し話題となった、競泳の塩浦慎理選手(29)とタレントのおのののかさん(29)。2人揃って日本テレビのインタビューに答えました。
──お二人の馴れ初めは
おの「もともと共通の友人がいて、グループでみんな仲良くて、みんなで一緒にご飯によく行く友達という感じでした」
──お互いの第一印象は
おの「どうだった?」
塩浦「すごくいい子でした。芸能人ってもっとツンツンしてるのかなと思ったんですけど、なんかすごくいい子だなって思いましたね」
おの「最初はみんなで焼肉屋さんに行ったんですけど、お肉をずっと焼いてくれてて。髪の毛が印象的だったから、ちょっと変わってるのかなと思ったんですけど優しかったです」
──どういう時にプロポーズをしたんですか
塩浦「コロナの期間にほとんど一緒にいたんですけど、結婚しない理由がないって僕は思ってました。オリンピックが延期して結果的に時間ができて、一緒にいてすごく楽しくて心地良いと感じていました。結局4か月ぐらいしか付き合わずにプロポーズしたんですけど、一緒の時間も結構過ごして、色んなことも見えて、一緒に暮らしていけると思ったんでプロポーズしました」
──おのさんがプロポーズで覚えていることは
おの「本当に予期していなかった。その日は練習がオフだったんですけど泳ぎたいって言っていて、今日は誰もいないからプール練習見に来てって。そこでずっと服のままストレッチしてて、ようやく着替えに入ったと思ったら大きいバラの花束を持ってきてくれてびっくり。何の記念日だろう、どうしたんだろうって思ってたら指輪も一緒にパカッと出してくれて。膝をついてね。すごくプルプル震えてて」
塩浦「プールでプロポーズしたくて。プロポーズをいつするのかは決めていなかったんです。ちょうど6月、梅雨の時期で、その日だけ朝起きたらすごい晴れてて『あ、今日しよう』って思って。お花屋さんに電話して、急遽花束作ってもらったりとかして。思いつきでと言ったらおかしいんですけど、今日だなって感じでプロポーズしました」
──緊張しましたか
塩浦「緊張しましたね。なかなかあれは嫌な緊張感でしたね」
──東京オリンピックが延期になり、おのさんから見た塩浦選手はいかがでしたか
おの「かなり落ち込んではいましたね。私が想像もできないぐらいの努力を今までずっとしてきて、私はまだ出会って少ししか経ってなかったにもかかわらずそれを感じるぐらい残念そうにしてたのを覚えてます」
──おのさんの方から元気づけるようなことは
おの「本当に計り知れなさすぎて、自分から何か言ってくるまでは水泳の話とかもせず、毎日水泳の話なしで楽しく過ごすっていうことはしていました」
塩浦「オリンピックがなくなって落ち込むことはあったんですけど、一緒にいてくれるだけでも気持ち的にはだいぶ助かりました。一緒にいられる時間もコロナで増えたので、それはタイミングが良かったと思いますね」
──おのさんがアスリートである塩浦選手を支える上で気をつけていることは
おの「食事の面は一番気をつかってます。私自身独身時代は365日外食をしてたんですけど、人生をずっと共にしていくと考えた時に、もっとサポートできることは何だろうと思いました。体が資本の仕事なので、食事は一番大事なのかなと考えて、栄養のことを勉強したり、栄養士さんとかに相談してどういう食事をするのがいいのかとか教えてもらったり。ちょっとずつですけどご飯の面で支えていって、少しでも長く現役でいてほしいなって思っています」
──奥さんの料理はどうですか
塩浦「付き合いたての当初も結構ご飯を作ってくれてて、意外と作れるんだなとか思ってたんですけど、プロポーズした後にすぐアスリートフードマイスターの資格を取ったりとか、すごい勉強熱心でみるみるうちに上達してました。元々ご飯は美味しかったんですけど、それに加えて美味しさもあるけどアスリートとして無理なく必要な栄養素を摂れるように工夫してくれていて、毎日本当に感謝してます」
──どういう思いで毎日料理を作られているんですか
おの「彼自身、練習は全ての力を出し切ってやってると思うので、練習する上でより力を発揮しやすいとか、疲れにくい、疲れをためない体を作ってもらいたい。ご飯の面では私がサポートして疲れない体とか力を出せる体とかを作って練習をよりしやすくしてあげたいなって感じですかね」
──アスリートとして塩浦選手に期待することは
おの「私もすごくスポーツが好きだし、見るのもすごく好きだし。スポーツは落ち込んでる人に勇気とか元気を与えられるものだと私は思ってるので、オリンピックが開催されて、日本人が活躍する姿を見せることによって、みんなが元気になってくれたりする、そういう力をみんなにあげられるような、そんなアスリートであってほしいなって思っています」
──あと何年くらい現役を続けてほしいですか
おの「パリまではやってほしいです」
塩浦「あと3年?」
おの「プレッシャーになるかな。言わないほうがいいのかなこういうのって(笑)」