五輪代表・田中希実“苦手”クロカンで4位
陸上・女子5000mで東京五輪代表に内定している田中希実選手(21)が27日、クロスカントリーの日本選手権に出場。苦手意識があるとしながらも4位に入りました。
クロスカントリー日本選手権(福岡・海の中道海浜公園)が27日に行われ、東京五輪代表に内定している田中選手がシニア女子8キロに出場しました。
芝生や砂地、アップダウンのあるコースで速さを競うクロスカントリー。2年前の大会で優勝したものの「まだ苦手意識が残っている」と語る田中選手は、前半から積極的な走りで先頭集団につけました。
しかし、昨年の日本選手権女子5000m3位の萩谷楓選手(20)が中盤に集団から抜け出すと独走態勢に。田中選手は最後まで追いつくことができず、26分22秒の4位。最後は芝生に倒れ込みました。
「いろいろな種目で調子を上げていきたい」と語る田中選手、日本記録を持つ1500メートルや、1万メートルでも五輪代表入りの期待がかかる中、まずは6月の代表選考会を兼ねる日本選手権を見据えます。
写真:日刊現代/アフロ注釈
写真は2020年12月の日本選手権のもの