巨人は２８日、２週間の沖縄キャンプが終了。全体の円陣ではチームに向け菅野智之投手（３１）が挨拶を行い、日本一の奪還を誓いました。

キャンプ最終日の２８日、午後に練習試合が行われるため、午前の練習終わりで選手・スタッフ全員が集合し、円陣を組みました。

選手会長の菅野投手は中心に立つと「皆さん、沖縄キャンプお疲れさまでした。裏方の皆さん、チームスタッフの皆さんのおかげでこうやって無事にキャンプを終えることができたと思っています。選手の皆さんは感謝の気持ちを忘れずに、チーム一丸となって『１Ｔｅａｍ！』でリーグ優勝、日本一を今年は絶対に達成しましょう」と、チームスローガンの『１Ｔｅａｍ！』を用いて挨拶をしました。

さらに原監督は１か月のキャンプを振り返り、「非常に天候に恵まれた。内容も充実していて、仕上がりも例年になく良いところまで早めに来ている。密度の濃い練習ができた。良かったと思う」と充実した表情。

Ｓ班は東京ドームでスタートするなど異例のキャンプとなりましたが、「思っていた以上のものになった。最初は不安だったが、それぞれが時間を有効に使ってくれた」と安心した様子で語りました。

２８日の練習試合は、梶谷選手と坂本選手の新１・２番コンビが初回から躍動するなど打線が機能し、ＤｅＮＡ相手に７－１で勝利。

去年はオープン戦未勝利という不安な状態でシーズンに挑んだが、今年はここまでの練習試合で、５勝１敗１分けとチームは好調をキープしている巨人。日本一奪還へ、準備が進んでいます。