大谷翔平 ファンの前で2安打
メジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(26)が現地時間1日、ホワイトソックスとのオープン戦に2番・指名打者でスタメン出場しました。有観客で行われた試合で2安打を放ち、久しぶりとなるファンの前でのプレーに「野球をやっている感じ」と喜びを語りました。
二刀流復活を目指す大谷選手にとっては、今シーズン初めての対外試合。初回の第1打席にライトへ、3回の第2打席にはレフトへと左右に打ち分け、2安打をマークしました。1か月後のレギュラーシーズン開幕に向け、“打者・大谷”は順調な滑り出しとなりました。
試合後に行われたオンライン会見で大谷選手は、「いい感じで捉えていけている。最初の20打席、30打席はどういうふうに球が見えているというのが大事。その後にしっかりと(バットが)振れているかどうか、というのがくるかと思います」と、実戦を積み上げていく上での調整法を述べました。
また、この試合は人数制限はあるものの、昨シーズンの公式戦ではかなわなかった、観客を入れての開催となりました。大谷選手は「楽しかったです。去年の公式戦よりも公式戦っぽいというか、オープン戦ですけれども、お客さんが入った方が野球をやっているな、という感じはするので。打てる・打てないにかかわらず楽しかった」と、久しぶりのファンの前でのプレーに喜びをかみしめました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ