澤村レッドソックス合流「待ち遠しかった」
プロ野球・ロッテから海外FA(フリーエージェント)権を行使して、メジャーリーグ・レッドソックスに移籍した澤村拓一投手(32)が日本時間3日、春季キャンプが行われているフロリダ州フォートマイヤーズでチームに合流しました。
ビザ取得に時間がかかり、新型コロナウイルス対策で現地入り後も36時間隔離されるなど合流が遅れ、待ちに待ったキャンプ初日。澤村投手はミーティングでコーチから紹介されると、軽く会釈しチームメートの拍手に応えました。
初日から投手陣の全体練習に参加し、キャッチボールや遠投、けん制練習などを行った澤村投手。練習後にはブルペンの傾斜を確認するなど、精力的に汗を流しました。
練習後に会見した澤村投手は、「待ち遠しかった。まずみなさんに挨拶して会うことができて良かった。早く溶け込んで関係を築けていければと思う。焦る気持ちを抑えながら練習もできた」と、充実した表情を見せました。
メジャー1年目のスタートを切り、「伝統あるユニホームに袖を通して野球ができるということで、この地に来て練習をしてみると、日本とは全く違う世界。日本では僕は体が大きかったが、僕が小さい方なので、その中でもしっかりといろいろなことを吸収して取り組んでいけたらなと思う」と、決意を語りました。
写真:アフロスポーツ