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村上右磨今季最後の500mで国内最高記録

2021年3月7日 0:42
村上右磨今季最後の500mで国内最高記録

6日、スピードスケートの長根ファイナル競技会(青森・YSアリーナ八戸)の男子500mで、村上右磨選手(28)が自身が持つ国内最高記録を0秒03更新する34秒44をマーク。

この種目の日本記録保持者・新濱立也選手(24)との直接対決を制し、今季最後の500mを優勝で締めくくりました。

最終組に登場した村上選手は新濱選手と同走で対決。村上選手は今季磨いてきたスタートダッシュを見せ、全体トップの9秒45で100mを通過すると、最後までスピードを落とさずフィニッシュ。今季最後の500mで国内最高記録を更新する34秒44で優勝。

この結果に村上選手は「年明けから悔しいレースがたくさんあって、思い通りにならないレースしかなかったが、久しぶりに頑張り切れた。国内最高記録は自信になった」と手応えを語りました。

一方、敗れた新濱選手もリンクレコードを上回る34秒51。それでも新濱選手は「負けて良かった。ここで勝って終わるよりは、負けて悔しい思いをして、また自分の課題と向き合ってトレーニングに打ち込める」と、悔しさをバネに、来季のさらなる飛躍を誓いました。

北京五輪プレシーズンの今季、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国際大会への日本選手団の派遣はすべて取り止めとなりました。

海外の選手と直接競う機会がない中、新濱選手との対決について村上選手は、「新濱選手と一緒のレースは、世界大会に行かなければ味わえない緊張感やレース展開になる。新濱選手と良いレースができて、良いタイムで滑れたのは、今日の一番の良かった点」と互いに高め合うライバルの存在を糧に、来年の北京五輪での金メダルを目指します。

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