プロ野球・阪神の梅野隆太郎選手が21日、契約更改を行い現状維持の推定年俸1億6000万円でサインをしました。

梅野選手は今季72試合に出場し、217打数42安打で打率.194でした。8月に死球を受けるアクシデントがあり、左手の骨折で長期離脱しましたが、日本シリーズではメンバー入りを果たし、第6戦、第7戦にはベンチ入りもしていました。

梅野選手は契約更改で、「リーグ優勝、日本一、チームとしてもほんとに頑張ってくれたというお祝いの言葉と、終盤デッドボールでけがすることもあって、自分的にも悔しい思いをしたんですけど、来年またやるために頑張ってほしいと。今年のことと来年のこと含めて言葉をいただけたので、来年に向けてまた頑張ろうと思います」と話しました。

また、「他球団もタイガースに勝ちに来るチームが増えてくると思うので、来年は本当の王者として見られる。今若いチームなので負けないように、連覇という目標ができるのは自分たちだけだと思うので、連覇をするためにタイガースらしい野球をやっていきたいなと思います」と“連覇”に照準を合わせた梅野選手。

来季に向けての抱負を聞かれると「終盤にけがをして、色々な思いをしたので来年に関してはすごいわくわくしてますし、また自分の体のコンディションを見つめ直しながら、しっかり戦えるベストパフォーマンスを出していける体を作り上げて、来年に向けて頑張っていきたいなと思います」と意気込みを語りました。