54歳カズ 寒風の中、半袖で最年長記録
10日、明治安田生命J1リーグ第3節・浦和レッズ2-0横浜FC(埼玉スタジアム)。元日本代表・三浦知良選手が後半アディショナルタイムから出場。寒風が吹き長袖でプレーする選手も多くいる中、半袖で登場した三浦選手。今季初めて公式戦のピッチに立ち、自身が持つJ1リーグ最年長出場記録を54歳12日に更新しました。
11日で東日本大震災から10年。震災から18日後に行われた復興支援チャリティーマッチでゴールを挙げ、「本当に苦しんでいる人たちにはあきらめてほしくない」と語っていた三浦選手。
10年が経ち、先月26日で54歳となった今もボールを追いかけています。誕生日直後には、「みんなのためにプレーすることは価値があると身をもって体験した。常にプレーできる喜びを10年で教わりました」と話していました。
後半アディショナルタイムから途中出場した三浦選手。昨年12月19日J1リーグ最終節、横浜Fマリノス戦以来となる公式戦出場となりました。
交代した直後には相手にプレッシャーをかけにいく積極的な姿を見せます。わずか約1分10秒間のプレーでしたが、SNS上では「リスペクトしかない」「俺も頑張ろう」などの声も。その姿に勇気をもらった人は少なくないようです。
写真:アフロ
※写真は2020年12月19日